~ランクアップ試験~
少し遅れてしまいました。申し訳ございません。(´+ω+`)
2017年6月17日のじゃロリ(ギルマス)の容姿を修正しました。
朝、宿で食事を取った。
朝食は黒パンとオーク肉のスープだ。黒パンを千切りスープにつけると、パンにスープの味が染み渡り、とても美味しかった。
冒険者ギルドに行くと、ハスタさんがこちらに向かってきた。
「おはようございますメイジさん。ちょっと昨日の件で話があるので付いてきてもらえますか?」
「あっ、はい、分かりました」
────何だかものすごく面倒なことになりそうだ
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冒険者ギルドの応接室に通された俺は、紅茶を飲みながら、待機していた。
しばらくすると、昨日の副ギルドマスターともう1人、透き通るような翠の髪、翠の瞳、そして特徴的な尖った耳の少女が入ってきた。(見た目は10代前半くらい)
この人は、エルフという種族なのではないだろうか。
「おう、コイツがエルダー・スパイダーを倒したやつだぜ」
「ふむ、見た目だけじゃ強そうには見えんのう・・・どれ」
【魅了(中)の効果を魔力抵抗により無効化しました】
「ふむ、これならどうじゃ」
【魅了(強)の効果を魔力抵抗により無効化しました】
さっきからこの人は俺に魔法を掛けているようだが、魔力抵抗というもので無効化されているらしい。
「・・・・・・お主何者じゃ?」
「只の新米冒険者ですが」
「そんなはず無かろう、わしの魅了を無効化するやつなんてAランク冒険者にもおらんのじゃ」
「こいつはギルマスの魅了を無効化したのかよ・・・」
どうやらこのエルフはギルマスらしい。見た目は完全にロリだが。
「お主ランクはFじゃったな、ギルドマスター権限でランクアップ試験を受けないかのう?」
「分かりました、試験とはどういうものですか?」
「なに、ちょっとわしと手合わせしてもらえばいいだけじゃ、今からでも大丈夫かのう?」
「元々クエストを受けるつもりだったので時間は大丈夫です」
「じゃあわしについてくるのじゃ、訓練場へと向かうのじゃ」
『メイジさん手加減をしてくださいね』
(あぁ分かってる)
のじゃロリに案内され、階段を降り、訓練場へと向かう。
地下にある訓練場は地面に土が敷かれており、多くの冒険者で賑わっていた。
ある者は走り込みを、ある者は模擬戦をしていた。
「ちょっと、この者の試験をするから場所を開けてくれるかのぅ」
のじゃロリがそう言うと、待機していたギルド職員が訓練していた冒険者に事情を話し、場所を開けてくれた。
「じゃあはじめるかのぅ、武器は貸し出すかの?」
「いえ、無くて大丈夫です」
周りには見物している冒険者が居た。
「アイツ、ギルマスが直々試験かよ、大丈夫か?」「戦えそうに無いな」「俺、ギルマスに傷を与えられずに気絶するに1000アル」「いや、ギルマス直々に試験だ、何かあるかもしれない」
勝手に賭け事にされては困るのだが・・・
俺は退治するのじゃロリを【神眼】で見た。
シューン・ローズ
年齢259歳 ♀ 種族 ハーフエルフ
【ステータス】
Lv.73
体力 2346/2346
筋力 1041/1041
防御力1032/1032
運 40
魔力 2508/2508
【スキル】
魅了(大) 水属性魔法(極) 光属性魔法(中) 無属性魔法(小)
【加護】
魔法の女神の加護(中)
【称号】
元Sランク冒険者・ギルドマスター・水王・魔道四天王・強さを極めし者
ってこの人元Sランクでじゃねーか。マナさんの加護もあるし、相当強いんじゃないか。うーん、とりあえず攻撃を受けて見ようか。
「では、はじめぃっっ!」
副ギルドマスターの掛け声で試験が始まる。
「ほれ、攻撃してこぬか」
「いえ、貴方からどうぞ、レディファーストと言う奴ですね」
「ほう、舐められたもんじゃのう・・・ではお言葉に甘えて・・・『ウォーターアロー』」
のじゃロリの手から3本の水の矢がこちらに向かって発射される。
俺はそれを避けずに全て体で受け止める。
が、俺の服が破れただけですねダメージは無かった。
「ほう・・・・・・『アイスアロー』『バーンアロー』」
6本の矢が俺の体に命中する・・・・・・がやはりダメージは無かった。
「っ!お主どういう身体をしとるんじゃ!『ウォーターエクスプロージョン』!!」
俺の身体を中心に水の爆発が炸裂する
「・・・・・・はっ!?やりすぎてしまった・・・・・・・・・生きとるかのっ!?」
爆発で起きた煙が徐々に晴れる・・・
そこから見えたのはケロッとしているメイジの姿だった。
「な・・・・・・なんでお主・・・ケロッとしとるんじゃ・・・!?」
「服が破れちまったな・・・後で料金請求するからな・・・・・・じゃあこっちの番だ」
俺はのじゃロリの後ろに一瞬で回った。
「っ!?消えた!?」
のじゃロリの首の辺りを手加減をして殴打した。
「───お主────」
のじゃロリは倒れ、訓練場内はシンとした。
「っ!?そ、そこまで勝者メイジ!」
副ギルドマスターの掛け声を聞いた冒険者達が我に帰り。
「ウォーッ!?すげえぜお前!」「あの水王に勝つとは・・・」「有り得ない・・・」「俺の・・・1000アルが・・・」『あぁ・・・流石メイジさん・・・カッコイイです・・・』
何か混ざっているが気にしないことにする。
「誰かギルドマスターに回復魔法を!」
副ギルドマスターが周りにいる冒険者に向かって叫ぶ。
それを聞き、周りにいた魔法使いと思われる冒険者達が【ヒール】【ミドルヒール】を唱える。がのじゃロリの意識は戻らなかった。
「クソッ!意識が戻らねぇ!やっぱり【ハイヒール】でも使えないと無理なのか・・・」
【ハイヒール】?使えば意識が戻るのか?
「あのー・・・」
「なんだ!?今お前に構ってる暇はねぇんだよ!」
「俺【ハイヒール】使えますよ。」
「何っ!?そうか・・・確かお前ギルド加入の時に光属性魔法と書いていたな。良し、やってくれ」
「ありがとうございます。自分でやったことなので自分で対処したかったんですよね」
俺はのじゃロリの小さな身体にそっと触れ【ハイヒール】を唱えた。
「────くぅ────うぅ────うん?」
のじゃロリは目を擦りゆっくりと起き上がった。
「────そうか──ワシは負けて───」
「うぉぉぉぉぉ!良かったぜぇぇぇぇ!これでギルドマスターの仕事が俺に押し付けられないですむぜぇぇぇぇ!」
「だめですよ・・・一応今日1日は休んで下さい」
「ふむ・・・お主がそういうんじゃったらそうなんじゃろうな・・・分かった・・・今日1日は休むとしようか・・・」
のじゃロリはポッと頬を赤らめ頷いた。
『むうーメイジさんはカッコイイですけど私だって・・・・・・・・・・・・』
最後アメリアさんがゴニョゴニョ言っていたがうまく聞き取れなかった。
「とりあえず今日の仕事は『ゴンザ』お主に任せるからのぅ」
『ゴンザ』と言う副ギルドマスターが叫ぶ。
「ぐわーっ!俺にあの書類の束と戦えってのか!?この鬼畜ぅー!」
「うるさい・・・わしはこの後ちょっと用事が出来たからのぅ・・・
ま か せ た ぞ 」
「ひえっ・・・分かりましたよっ!やればいいんでしょやればっ!」
ロリがガタイのいい男を脅しているという、奇妙な光景を目にしながら、俺はその場から立ち去ろうとする。これからとても面倒なことになりそうだからだ。
「おっとお主逃げるなよ?聞きたいことが山ほどあるからのう」
腕を掴まれた。
「えっと・・・俺これから予定があって・・・」
「時間があると言ったのはお主だったのにのぅ?」
あ・・・だめだ、のじゃロリの後ろに般若が見えるような気がする。ここで逆らったら何されるか分かったもんじゃない。
「はい・・・分かりました・・・」
「うむ・・・いい子じゃ」
────あぁやっぱり面倒なことになったよ────
こうしてランクアップ試験(蹂躙)が終わった
普通の人・獣人・魔人・天使の運の最大値は99です。
あと、四種族全てに四天王的な存在があります。




