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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第5章【神界】
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~大会説明~

俺はさっき自分がまさかのイケメンだったことを自覚しました。

この顔って日本にいる時相当有利だったんじゃないか?

はぁ、もったいないことをしたなぁ。


「マスターはカッコイイ、それだけでいいじゃないですか!」

「うむ、全能神様の言う通りなのじゃの、メイジはカッコいいのじゃぁ」


はぁ、まだ納得できない所があるけれど今はそれは置いておこうか。


「フフフ、では全大神大会の概要についてです」


全大神大会。


善神と悪神が互いに参加者を募り、善神と悪神ともに514柱を選出し戦う大会である。

今回は第100回であり、賞品も豪華だと伝えられている。

514柱の神々の内訳はこうだ。


[善神]

創造神 2柱

女神  4柱

亜神  508柱


[悪神]

邪神  2柱

魔神  4柱

半神  508柱


大会の主な協議内容はこうだ。

バトルロワイヤル・1on1・3on2。

この3つだけである。



【バトルロワイヤル】


亜神と半神が参加する試合。

巨大なコロシアムの中で行われる。

コロシアムのリング上に1016柱が集まり、チーム戦を行う。

リングには今年から改名した『ソウちゃんシステム』が搭載されている。

チーム内での誤射を避けるためにソウちゃんシステムは参加した亜神と半神を認識し、同チームでの攻撃は透過(・・)する。

更に致死量となるダメージを負った参加者は強制的にリング上から退去され、失格となる。

リング上で亜神・半神合計生存数が二百柱になったときに試合は終了する。

残りの生存数が多い方が勝利となる。



【1on1】


女神と魔神の格の神が一対一で戦う試合。

善神は女神以上創造神未満(・・)が4柱。

悪神は魔神以上邪神未満が4柱。

互いに一対一で戦う。

この試合で一番強かった者1柱が次の3on3への参加権を獲得する。

判定は全能神が公平に行う。

この試合にもソウちゃんシステムは適用されている。



【3on2】


創造神と邪神と1on1での勝利者が参加する。

1on1勝利者は自分チームの神側のチームに所属する。

リング上での乱戦となる。

この試合にもソウちゃんシステムは適用される。



「···というわけです!この三つの試合で2回勝利したチームが勝利です!」

「······神って多くないか?」

「マスターの世界でも八百万(やおよろず)の神って言いますよね!それです!」


それだととんでもない数にならないか···?

神イスギィ!


「悪神ってのに会った事がないんだが悪神ってのはどこにいるんだ?」

「うん?悪神はこの町にもいるぞ?」

「ただしこっちには善神多め、悪神が多く住む町があってそっちに邪神と魔神が住んでいるのじゃ」


ほえー、悪神達が住んでいる町もあるのか。

そっちにも行ってみたいなぁ。


「でも善神達の町と同じで何にもないぞ?強いてあるとすればコロッセオだな」


コロッセオ?地球でローマ時代に作られた闘技場だっけ。

剣闘士とかが戦っていた筈だ。

有名なのがスパルタクスさんだ、地球にいた頃Fat〇とかで出ていたしね。


「善神達の町よりはましじゃないですか」

「うーむ、それなんじゃがなぁ、皆飽きてしまったんじゃよ。見に来る半神達は減り、剣闘士もどんどん辞めていってしまってるんじゃ」

「うーん、神様ってのは娯楽を考えるのに弱いのかぁ?娯楽の神様でもいればいいのに」

「マスター、神様の定義ってのは難しいモノで娯楽で神に至る事が出来た亜神や半神はいないんですよ」


ほむほむ、俺はこんなに簡単に亜神や現人神になれたんだ?

ていうか俺神になるために何も試練とかしてないんだけど。

俺って神に相応しくないなぁ、てか神である意味なくね?


「マスターが神辞めたら私も神辞めますよ」

「え?ソウちゃんが神辞めたらどうなるんだ?」

「世界が消滅します、神界もろとも」

「止めてくださいお願いします、何でもしませんけど」

「ッチ、マスターと二人だけの世界を作ってラブラブする計画が···」

「ソウちゃん?」


何か小声でものすごい事を言っていた気がする。


「いや、私は一番偉いんだから強権でマスターと私だけ違う世界に···」

「「「「止めて下さい」」」」


ソウちゃんがさっきから怖い。

ちょっとヤンデレ化してないか?


「あ、明日!デートしますから!二人きりで!」

「そうですかっ!楽しみにしてますねっ!」


ふへぇ、頑張って明日のプランを考えなければ。




次回、デート回


単発で嫁ネロ当たったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

やたああああああああああああああ!!!!

泣きそう(´;ω;`)。

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