~どうしてこうなったpart2~
最近マジで時間がありません。
今回も投稿が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
誠に勝手なのですが、投稿時間を20:00~22:00に変更させていただきます。
明日は時間があるのでストックを作ろうと思っております。
「なによ、私のことじろじろ見て」
天照が口が悪いのは分かった。
先程から俺に対しての悪口しか口にしていない。
俺は少しイラつきを感じながらも挨拶をすることにする。
「今回亜神から現人神になったメイジです、よろしくお願いします」
「今日は何しに来たわけ?······まさか『俺の方が全能神様に気に入られているんだぜ!』とか自慢しにきたの!?そっちこそ趣味悪いわね!」
息をするように悪口を吐いてくる。
なんだ?ツンデレか?ツンデレならマアトで間に合ってます。
「ツンデレ?何なの?それは」
「···いつもは『あんたの事は嫌いよ!』とか言ってるけどホントは大好きで『あんたのためじゃ無いんだからねっ!』とかいう事です」
「はっ?私があなたのことを好きなわけないでし?頭沸いてるの?」
ちょっとカチンときたぞお?
「あなたって俺と同じ日本の神なんですよね?この城も日本っぽいですが金色にしたら台無しですね(失笑)」
「カチーン!!あったま来た!『金色の炎玉』!」
輝く黄金の炎球がアマテラスの周囲に無数に出現する。
一つ一つは小さいがそれに含まれている魔力と神力はとてつもなく多かった。
あれ一つが地球に当たるだけで地球は木っ端微塵になるだろう。
「アマテラス!?」
アルケーも慌てている、アマテラスがここまで暴走するとは思っていなかったのだろう。
黄金の炎球が全て俺へと迫ってくる!!
「くそがっ!!『百重神防結界』!!」
薄い光の膜が俺の前に出現する、その一枚一枚が炎球と同じほどの魔力、そして神力が含まれていた。
炎玉と結界が衝突する、結界一枚ごとに炎球が相殺されていく。
「『百重神防結界』!『百重神防結界』!『百重神防結界』!」
俺は結界が壊れきる前に上から結界を重ねていく、この攻撃がいつ終わるか分からない。
だが受けなければ死んでしまうだろう。
『やめてください!!』
突如声が響き渡った。
最近聞きなれた声、これはソウちゃんの声だっ!
「ソウちゃん!」
「「全能神様!?」」
アルケーは跪く、アマテラスも攻撃を止め跪いた。
「馬鹿なのあんた!跪きなさいよっ!」
「い、いや、ソウちゃんから対等に接して欲しいって言われたからな、跪いたら対等じゃないだろう?」
実は結構ビクビクしていたりする、俺は恐る恐るソウちゃんのことを見た。
「マスター!アマテラスがいくら子供っぽいからって煽るのは大人気ないでしょう!」
「え?でもアマテラスの方が俺の何倍?いや何千倍?年食ってるぞ」
「···そういえばそうでした、マスターはまだ17歳でしたね···もう寿命はないですから神界で楽しく暮らしましょう!」
「あぁ···俺って寿命なかったんだよな···」
俺は神となってから寿命がなくなった。
それは不死、ではなく不老、というものだったが。
「あ、そういえば、アルケー、アマテラス顔を上げて良いですよ。そして発言を認めます」
二人は立ち上がり、一気に俺に詰め寄ってきた。
「メイジ!全能神様がメイジのことをマスターと仰っていたのは何なのじゃ!?」
「あなた!全能神様と慣れ慣れしくしすぎよ!」
はぁ~、説明がめんどくさそうだなぁ···。