~創造神天照大神(アマテラス) ~
予約投稿を忘れていました!
大変申し訳ありません!
今日会う予定の創造神は日本の神様。
天照大神だ。
随分と昔に神界に来ている見たいだ。
思ったけど女神以上の神達は皆美男美女だな。
それなら天照大神は和服美人とかかな?
···優しい人だといいけど。
『マスター、アマテラスはちょっと素直じゃ無いですけど、根はいい女性なので大丈夫ですよ!』
ナビの声でソウちゃんが教えてくれた。
ありがとうソウちゃん。
『ふふっ、今度デートして下さい!』
デート!?いや、俺は相応しくないんじゃ無いか?
『少なくとも私が見たことがある人で一番好きなのはマスターですよ?』
···そういうことを軽々と言っちゃうのか···
『これでも恥ずかしいんですよ···///好きって言うのがどれだけドキドキするのかわかってませんねッ!』
ごめんごめん!デートはするから。
いや、やらせて下さい!
『···私に好きって言って下さい』
···え?
『···私に好きって言って下さい』
···ホントに?
『···私に好きって言って下さい』
分かったよ······
『···』
えっーーと·········ソウちゃん?好きだぞ?
『はわぁぁぁぁ///』
喜んで貰ったら良かった。
·········
······
···
アルケーに連れられて俺達は町から外れた郊外にある竹藪に訪れていた。
どうやらアマテラスはここにいるらしい。
「メイジ、アマテラスは口は悪いがいい奴じゃからの」
「それはソウちゃんにも言われたぞ」
「お主、そこまで全能神様と話しておるのか」
全能神···?
あぁ、ソウちゃんのことか。
「そうだね、実は俺のスキルにナビってスキルがあるんだけど、それがソウちゃんだったんだよ」
「······全能神様もお戯れがすぎるのぅ···」
竹藪を進んで行くと開けた場所に着く。
そこにあったのは金色に輝くとても大きな日本の城だった。
「···これは」
「うーむ、ここはいつ来てもまぶしいのぅ」
金色の城の門をくぐる。
まぶしい、ホントにこれは趣味が悪いんじゃないだろうか。
「趣味が悪くて悪かったわね!」
声がした。
その声がした方向へ向く。
「おぉ···」
金色の着物を身に包んだ麗しい女性がそこにいた。
黒髪の長い髪、そして白い肌から、日本人の上品さが滲み出ていた。
「あんた全能神様に気に入られてるからって調子に乗ってるんじゃないわよ!」
そしてソウちゃんとアルケーの言った通り、口が悪かった。