~神界~
ロゼと恋人になってから次の日の夜。
夢の中でいつものフルコースを味わった後、アメリア達からこんな提案をされた。
「神界に来ませんか?」
どうして?、と聞くと。
「最近私達女神の威厳が皆無な気がするんですよね」
「それはものすごく分かる」
「だから···名誉挽回したい···」
「主にアメリアちゃんだけどねぇ~」
「提案者はアメリアよ」
「······zZZ(b)」
名誉挽回~?
もう手遅れな所まで来てるんですが。
ほぼ毎日いたしているうちに相手の性癖が分かってきたのだ。
威厳何てあったもんじゃない。
「何で神界に行くと名誉挽回になるんだ?」
「私達は亜神では無くて女神なのです、神界には多くの亜神達が生活しています。それも一国並にです。神界と言うのは全ての世界の神々が存在する場所なのです。その中にはメイジさんの世界の神もいます。神には位があって下から亜神・女神・創造神様です。亜神は男でも女でもなる事が出来ます。女神は女性しかなれませんね。創造神様は女性も男性もいますね。」
「どうして女神はいるのに男神はいないんだ?」
「それは全てを創った存在様が性別で言うと女性じゃからな」
「全てを創った存在···?」
「その事を言っても良かったのですか···?この事は私達女神以上にしか明かされていませんが···」
「···まぁメイジならイイと思ったのじゃ、そもそもその御方がメイジに興味を持っているからの···存在を伝える許可も得ておる」
「「「「「興味を持っている···!?」」」」」
何故か女神5人が驚愕しているようだ、そんなにすごい事なのか?
「め、メイジさん!これは凄いですよ!」
「更に1度会って見たいと仰っている」
「「「「「会う!?」」」」」
そんなに凄い人と会うぅ!?
無理無理無理無理無理!
「俺みたいな奴がそんな凄い人と会うなんて無理だよ!」
「「「「「「ダメ(なのじゃ)(です)!」」」」」」
6人全員が揃って口にした。
「な、何で···」
「あの御方の意思は絶対なのじゃ···創造神でさえを逆らうことは出来ぬ···」
「···分かった」
「その御方からの言伝なのじゃがな···『既に話した事はあります』と言っておったのじゃ···お主、心当たりはあるかの···?」
全く身に覚えがない。
話した事があるだって···?
「俺、失礼なことしてないかな···?」
「お主と話した事がある上会ってみたいと仰っておるのだ、大丈夫であろう」
「と、とにかく神界に行くのは確定ですね!一緒に行けるのは亜神のロゼちゃんとエクスカリバーとグリモカリバーです!勿論私達も同行しますよ!」
うーんキョウは行けないのかぁ···よし、キョウの為に取っておきの魔道具を置いていこう。
「早速明日から出発です!」
可愛い彼女達の為に人肌脱ぐとしますか···
「「「「「「///!」」」」」」
その後発情した女神+創造神にまた絞り取られ、干上がったメイジがそこに居たという···。
あの御方はこの作品にも出てます。