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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第10章【メイジ誘拐される】
362/368

~起床~

仕事と予定がつまりにつまり、執筆時間を設けられません……代わりと言っては何ですが、私が昔に作成したクトゥルフシナリオを投稿します。よかったらプレイしてみてください。8/5

side 旗艦ヴェンジェンス 司令室


『そろそろ目的のポイントに到着します!』


メイジを再奪還してから6時間。警戒はしていたが結局追手もなくポイントに到着していた。


『地球から約17万光年先、この場所……?』


アザトースから指定された場所には星、および特筆すべき物体かなにかがあるわけでない。特に何もない宇宙空間。


出撃して直掩してもらっているゴッドスリー達からも不安の声が上がる。


「いや、大丈夫だ。ついたら合図をしろと言われている」


このポイントに到着し次第神気を帯びた攻撃をして合図をしてほしいとの言葉をもらっている。


「よし私がやろう」


邪神並みの攻撃じゃないと気付いてもらえないかもしれない。アザトースは色々(にぶ)いらしいから。


生身で艦から飛び出し、ポイントに向けて攻撃を行う。


「自分らしく、闇の魔法で……」


外に出てみると分かる。()()()()()()()()()。邪神の私が目の前に行かないと分からない隠ぺいが行われている。そしてそれはとても巨大だ。これ以上進んだら艦隊と接触してしまうだろう。


「闇属性神級魔法……」


闇属性神級魔法を手のひらで複数発動する。手の上では宇宙空間で見づらいが黒い炎のようなものが10数個浮いている。


「圧縮」


手のひらに浮いていた黒い炎が中心にすべて集まり、神級魔法が集まり濃縮される。神級魔法を圧縮したこの魔法の威力は、人はおろか食らえば星さえ消し飛ばすことができるものすごい威力を持っている。


手を何かがいる方向に向ける。


「いけ」


圧縮された黒い炎が一見何もない空間に向かっていく。邪神として本気の力を込めたその黒い炎は爆発すればとんでもない衝撃波が広がるだろう。しかし、一直線に進んでいた黒い炎は突然姿を消した。


『え……?』


司令室の面々やゴッドスリー達が困惑していた数秒後。


『んぅ~~?なんだぁ~?』


眠たげな声が響いた。

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