表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第10章【メイジ誘拐される】
354/368

閑話~神界体験入社4~

一言言わせてください、神様多すぎませんか?


「ここからそっちまでが営業23課ね、ここら辺が日本の神が多いわよ」


「あの、アマテラスさん」


「なに?まだ3%ぐらいしか終わってないわよ?」


「覚えきれません、無理です」


「えぇ?スキルでもなんでも使っていいから覚えなさい。これまでお世話になった神達もいるかもしれないわよ?」


「お世話になった……もしかして間接的に助けられりしてる?」


「そうね、これまでの先祖の守護神になった神とかもいると思うし、それにメイジが転移する前に守護していた神もここにいるわ」


「それは……感謝しなきゃ」


「そうよ、そしてその上司の私ににもね!」


「うーん、自分から感謝を求めてくる上司はなぁ」


『そうですよ、元々その上から私が指示しましたもん』


ソウちゃんからも援護が入る。というかソウちゃんが一番上の立場だからもしかしてソウちゃんに感謝すべき?


「いや、あの方には……その……」


流石のアマテラスでも会社のトップの更にその上であるソウちゃんには逆らえないみたいですね。なんか前代の会長みたいな立場なのかなソウちゃん。


『ふふ、会長です。マスターの命令をなんでも聞きます』


よしソウちゃん、アマテラスに命令だ。多分今日じゃこの紹介終わらないからいったんスキップしてって言って!


『了解ですマスター!こら、アマテラス!今日中に終わらないスケジュールを組むんじゃありません!』


「へ!えっと……ば、ばれてましたか?」


『一緒にいる時間を長くしようとしたってそうはいきません。マスターは24時間四六時中私が監視してるんですから』


「はい、さすがに三日の予定はやりすぎでしたか」


「三日!?」


『ほら、やっぱりアマテラス様ポンコツになってない?』『なんかアルケー様も今日そわそわしてて仕事に手がつかないみたいだよ?』『けどこの見学以外の仕事はすべて終わらせたんでしょ?』


『ふふ、マスターが私を頼ってくれました……ふふ……』


「私の三日間二人っきりデートも仕事も満喫しよう作戦が……」


なんかとっても頭が悪い事言ってる気がしませんか?


「わかった……わかっわよ。なんとか今日中に入れ込むわ」


というか最初から俺は一日で済むと思っていたんですけど!三日間ってなんですか!会社に泊まるって事か!?社畜ですか!?


『マスターは今日は私と寝ましょうね~』


え、いきなりですか?


『ふふ、会長へのお願いは高いんです』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ