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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第10章【メイジ誘拐される】
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閑話~最近影の薄いかもしれない全能神との旅行、温泉街編part9~

「温泉って最高だよね」


日本人、みんな大好き、温泉だ。とクソ下らない俳句を詠むくらいにはリラックスしてます。借り切り露店風呂で一人まったりくつろいでいます。


あ、ちなみにソウちゃんは別の露天風呂に行っているためいません。ソウちゃんは一人の時間も大切にしてくれるいい人です。さすが全能神ですね。


室内には泉質とか書いてるよ単純温泉とかナトリウムとか。こういうの温泉入りながら見るけどよくわからないよね。効能は神経痛とか筋肉痛とかに効くらしいです。寿命が消え去ってしまった俺には意味はないけど温泉は気持ちがいいので最高です。



………

……


すっげぇ、ほんとに一人で入れたよ!!ソウちゃんサイコー!!これまでは風呂にも絶対に誰かしらと一緒に入ってきたし!いやでも嫌ってわけじゃないよ?けどたまには一人でまったりしたいときもあるよね。


「マスター、温泉堪能できましたか?」


部屋に戻ると顔がしっとりしているお風呂上がりのソウちゃんがいた。


「めっちゃよかったです」


「いえいえ、それにこちらも準備が必要だったので……」


「準備?」


「いえいえ、私とマスターが快適に過ごすために少し旅館の人にお話ししてました」


……まぁさっき一人きりにしてくれたし、この旅行中普通のデートだったし。大丈夫でしょう、うん!


(ふっふっふ……今日のこれまではすべてこの時のために……)





忘れてはいけない……以前全能神特権で三日間世界の時間を止め、その三日間ずっと夜の時間……なんてことをしでかした経歴を持っているのである。




………

……


(ソウちゃんから仲居さんへのアイコンタクト)(仲居さんの頷き)


暫くしたら仲居さんが料理を持ってきてくれました。本当は食べ終わったら順に持ってきてくれるみたいですけどこれがさっきソウちゃんが言っていたお話しの成果かな。


「マスターと少しでも長く過ごしたかったんです(間違いではないですよね)」


「……いいでしょう、まったり食べますか」



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