~くとぅるふじぇっとこーすたー~
side クトゥルフ
「ッチ!」
さっき喧嘩を仕掛けてきた神が舌打ちをして引き下がる。数分戦闘しただけで方で息をし、明らかに消耗している。
「ほーい」
海中にいる配下を向かわせる。10体ほどの落とし子が神に向かって殺到する。
「もうそいつら飽きたのよ!」
神の手から魔法が飛び出し落とし子を焼き尽くす。声は強がっているが、確実に体は疲労している。
更に数体の落とし子が神に向かう。
「しかもそいつ見た目気持ち悪いじゃない!燃やさないと液体が飛び散っていやなのよね!」
顔がタコ、体が人間のような見た目をしているため、決して見た目はよくない。神は苦々しい顔で魔法を放ち、落とし子を倒した。
「おーそれでさっき創った分は最後だよ、すごーい」
「いや、あんた4500体とかどんだけ作ってんのよ…」
「いつもそのくらい作ってるから、理由はないよ?」
「あんた馬鹿げてるわ……」
神でさえ倒して疲労する相手をここまで作られてたまるかと神は思った。ちなみに地上でクトゥルフ本人が創った落とし子を倒すためにはトマホーク一発くらい必要です。
「でも足りなかったんでしょ?ならこれからは倍創らなきゃね」
「……なんていえばいいかわからないわ」
「会話はもういい?見る限りもう私と戦う体力ないみたいだし」
クトゥルフの触手が神に向かう。
「くっ……そぉ!」
神からは青い炎の魔法が触手に向かって飛ぶが、それを触手はものともしない。
「うっそ!これも通用しないってのお!?」
触手は青い炎をまといながら神に絡みつく。
「ちょ、苦しいんですけど」
「このままひねりつぶしますか」
クトゥルフが触手に力を入れようとしたその時、遠くから爆発音が響く。
「む」
クトゥルフは爆発音のした方向を向きじっと見つめている。
「……抜けがけ?許さない」
「……?」
神はきょとんとし、その後脱出を心みるが、明らかに力の差が激しいのか抜け出すことはできない。
「追いつけるかな?」
とクトゥルフは爆発音の発生方向へものすごい速度での移動を始めた。
「……え?ええええええええ!?」
そして神を触手で捕まえながら。
「ちょおおおおおおおっとおおおおおおおおおおおお!はあなんあななんあしなさあああああ
とまさにジェットコースター状態。
「ハスターがメイジを攫って逃走してる、独り占めする気だ」
「何いってんんおおおおおおおおかあああああわっかあああああんんんああああああああああ




