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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第10章【メイジ誘拐される】
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閑話~最近影の薄いかもしれない全能神との旅行、温泉街編part5~

「あら、可愛い狐」


狐をなでなでしているソウちゃん。どうやら箱根大神さんは少し委縮しているのか抵抗もせずに撫でられている。


「む、この圧力、とんでもねぇですね」


「うーむ、いい毛並みですね。アマテラスは良い部下もってますねぇ」


ソウちゃんが一人上司面している横で、一応お賽銭を入れてお祈りをしようかな。


「あ、お祈りなら私にどうぞ、箱根の中ならどうにかこうにかできるので」


と撫でられを終えた箱根大神さんがポンと前足を俺の足に当ててきていた。


「いや、そんなに大したことを祈ろうとしているわけではないので、健康とか」


「健康ならもう不老不死なので大丈夫ではないですか?」


とソウちゃん。


「不老不死でも精神が壊れないようにしてください」


不老不死とかの人って漫画とかだと最終的に精神擦り切れて死ぬ方法探すみたいな事あるし。


「安心してください、メイジさんの精神は摩耗しないように保護してます」


「安心していいのか勝手に改造されてることに心配すればいいのか」


「とりあえず箱根の中では変なアクシデントに会わないように加護かけときますね」


【箱根大神の加護を手に入れた】


お、久し振りのログ的な何かですね。これでこの旅行は安心ということですか。


「隣のお方の力以外は大抵防げると思えるのでご安心ください」


「ですよねー」


今の一言で全く安心できなくなりましたよ?


「あと天照大神様でも無理です」


あれ?もしかしてあんまり意味ない?


「貴方が想定している相手が大きすぎるだけで日本に存在する悪霊やら妖怪やらとかには有効ですから!」


と狐に怒られてしまった。よーしよーし、後でお稲荷さんあげるからねー?



………

……



「滝と神社はいかがでした?」


「狐を可愛がりました」


「……ここら辺に狐なんていたっけなぁ?」


人力車に乗って湯本へと戻って行きました。

ギルが無いです、ギル稼ぎしても装備買えません、たすけて。

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