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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第1章【冒険者生活】
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~異世界転移~

2017年6月4日 教会の場所についての説明を削除


俺TUEEEEになった俺は遂に転移することなった。


「じゃあお願いします」


「じゃあメイジさん、せっかくの異世界ですから楽しんで下さいね!」


そう言ったアメリアさんは何かの詠唱?を始める


「────汝我の力を持ってかの地に顕現すべし────」


詠唱?が終わると俺の下に金色の魔法陣が出現した。

そして俺の体が下半身から消滅していく。


「行ってらっしゃい―――メイジさん―――」


最後にそれを聞き俺の体は完全に消滅した。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





「う―――ん?」


肌を通る風の音、青臭い草の香り、柔らかい土の感触。

それを受けながら俺の意識は覚醒した。


「ここは?」


そこはあたり一面の草原だった。


『あ!起きましたねメイジさん!』


頭の中に響く声。

この声はアメリアさんか?ってことはこれが神の声って奴か。


『ここは人族の国にある草原『シラナハ草原』と呼ばれていまして魔物も結構いるんですよ』


そう言うと突然目の前にウインドウが表示された。

そこにはこの世界の簡単な地図が載っていた。


挿絵(By みてみん)


へぇ・・・・と思いマップを見ていると「ガァァァァァァァァァ!!」という唸り声のような声が後方から聞こえた。


『おっあれは『オーク』ですね。ちょうどいいですしメイジさんに肩慣らしのためにちょっと戦ってもらいましょうか』


えっなんかオークって従来のラノベだとそれなりの強さを持ってるイメージなんだけど大丈夫かな?


「大丈夫ですか?勝てますかね?」


『私がギフトを授けたんですからオークなんて赤子の手をひねるように倒せますよ。とりあえず殴ってみましょうか』


まぁアメリアさんがそう言うなら・・・と考えているうちにオークが手にしている棍棒を上に掲げメイジに向かって突進してきた


メイジはオークに向かって駆けた・・・と思ったが一瞬でオークとすれ違ってしまった


「え?」


『メイジさんは今ステータスが常人の約500倍はあるんですよ?加減しないとものすごいスピードで走っちゃいますね』


なんか自分自身の体なのになんか怖くなってきた。とりあえず加減をすればいいんだよな、加減加減・・・


メイジはチートの体にしては遅く走り出した。そして混乱しているオークの懐に飛び込み腹を殴った。


ドバンッッ


その瞬間オークの腹が吹き飛んだ

オークは倒れその場でビクンビクンと痙攣したあと動かなくなった。


えぇ・・・オーバーキルじゃんこれ・・・


『おめでとうございますメイジさん人生初魔物退治ですね!』


「あぁ・・ありがとう」


『じゃあ他のスキルについて説明しますね!『アイテムボックス』と言ってみてください』


「『アイテムボックス』」


すると目の前に丸いブラックホールのようなものが出てきた。


『これが『アイテムボックスです』その中に物を収納することができ、魔力の大きさによって容量が増えます』


そうなるとやっぱり俺のアイテムボックスは容量は半端ないことになるんじゃないだろうか。


『ちなみにメイジさんの容量は例えるなら一般的な城が三つほど入るくらいですね』


城三つってもうスケール大きすぎでよくわかんないや、とりあえずほとんど制限はないと覚えておこう。


『物を取り出すときは取り出したい物をイメージするだけで物が出てきます。今は初期装備として一週間分の食料と水ある程度のお金が入ってます』


俺は早速お金をイメージしてみた、するとジャラジャラと硬貨が出てきた


『お金の単位は『アル』です。メイジさんの世界の国のお金に換算するなら1アル=1円ですね。

硬貨には銅貨・大銅貨・銀貨・大銀貨・金貨・白金貨があり銅貨が1アル、大銅貨が10アル、銀貨が100アル、大銀貨が1,000アル、金貨が10,000アル、白金貨が1,000,000アルの価値ですね。』


ふむ1円が1アルならわかりやすいな、ご都合主義ってやつだ。

今出てきた硬貨は金色に光っているから金貨だろう。それが20枚あるので今の所持金は20万アルってことになる。とりあえずこの世界の物価とかが知りたいな。


「アメリアさんここの近くに街とか都市ってありますか?」


『ここを北に徒歩一日行ったところに冒険者で賑わう『アステラ』という街があります。メイジさんが走れば一時間ぐらいで着きますけどね。今日はここで夜を明かすのがいいでしょう』


よしじゃあとりあずアステラに行ってみよう。

俺はジョギングぐらいの力で走り出した。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


一時間とちょっとぐらい走り続けていると丘の向こうに城壁が見えてきた。


「あれがアステラか・・・」


更に1分ぐらい走り近ずいてきた所で門が見えてきたので歩きながら門に近づいて行くと兵士?がいたので。


「すみませんここはアステラという町でしょうか?」


1人で暇そうにしている見た目は30代位のおじさんに言った。


「ん?あぁそうだよここは王国直轄都市アステラお前さんは街に入りたいのかい?」


「はい。」


「じゃあ身分を証明できるものはあるか?」


「すみません、自分田舎から来たもんですから持ってないです」


「じゃあ入場料として500アルと用紙に名前と年齢を書いてくれ」


俺は名前と年齢を書き。金貨で500アルを払った


「すみません冒険者ギルドってどこにありますか?」


「ん?おまえさん冒険者希望か。冒険者ギルドなら門出たあとずっと真っ直ぐ行って突き当たりにあるぜ」


「ありがとうございます、では行ってきます」


「おぉ行ってきな」







門の向こうはお祭り騒ぎと言っても過言ではない程の賑やかさだった。


「アップルが1個120アルだよ!3個買ったら350アルにまけるよ!」

「ちょっとそこのお姉さん、うちの宝石見ていかないかい?貴方にお似合いなのがありますぜ」

「スモールバードの串焼きはいるかい?1本100アルだよ!」


「凄いな、この世界の町は何処もこんな感じなのか?」


『アステラは王国直轄都市ですからね、他の都市より比較的治安が良く人が集まるようです』


周りをキョロキョロしながら歩いて行くと突き当たりに冒険者ギルドアステラ支部という看板があるのでそこに向かった。


冒険者ギルドの中には美人女性受付嬢が居る受付、酒場、依頼ボードがあった。


落ち着け、ここでラノベならお約束があるはずだ…

登録した時に他の冒険者が絡んでくるといるテンプレが!

俺は出来るだけ依頼ボードと酒場から遠い場所の受付に行った。


「こんにちは、ご要件は何でしょうか?」


対応してくれた受付嬢さんはうさ耳を付けた白いロングヘアーに赤い瞳の美人さんだった。獣人はここに来るまでに何人か見たがうさ耳は初めてである。


「登録をお願いします」


「では名前と年齢、得意な武器や魔法をお書き下さい、書きが出来ないのであれば代筆を致します」


「あ、自分で書くので大丈夫です」


ギルドの看板を読めたように俺はこの世界の言葉を読むことが出来るようになってるみたいだ。


メイジ=アリムラ ♂

17歳

武器 特になし 光属性魔法


そういえば光属性魔法についてアメリアさんから後で聞いておこう。


「はい、ではこれがギルドカードになります、あなたは今Fランクですね。ギルドの基本ルールなどはお聞きになりますか?」


「はい、宜しくお願いします」


「ふふっ、礼儀正しいんですね、分かりました。ギルドには冒険者のランクがあり下からF→E→D→C→B→A→Sランクとなります。ランクを上げるのには同ランクのクエストを合計で10回達成するとランクが上がります。また特例で実力があると認められた場合もギルドマスター判断でランクが上がります。Bランクから上に上がるためには簡単な面接と試験を行って貰い、合格ならランクアップです。あとギルド内での乱闘暴力は禁止です。破った場合罰金が発生しますので注意してくださいね。これで説明は終了です。何かほかにお聞きしたいことはありますか?」


「最後にあなたの名前を教えて下さいませんか?」


「えっ?すみませんごめんなさいそういうの無理です。」


「えっ!えっと下心がある訳じゃ無くて今後お世話になる人の名前をぐらいは覚えておきたくて」


すると受付嬢さんはしてやったりという顔で


「ふふっ冗談ですよ、私の名前は『ハスタ』です、よろしくお願いしますね」


「あっはいメイジですお願いします」


「冒険者ギルドへようこそ!」


俺はハスタさんに見送られて冒険者ギルドを出てギルドと提携してるという宿に泊まることにした。テンプレは無くて助かった。

宿はギルドを出て直ぐ右手側にあり迷うことなく、たどり着けた。受付に向かうと女将さん?のようなおばさんが対応してくれた。


「いらっしゃい、宿泊かい?食事かい?」


「宿泊です1泊いくらですか?」


「宿泊なら1泊500アルだよ、お湯は桶に1杯50アルだよ」


「じゃあ7日分お願いしますお湯も1杯下さい」


俺はおばさんに3550アルを渡し部屋の鍵と桶に入ったお湯を貰い部屋に向かった。


俺はお湯と部屋にあったペラペラのタオルでで身体を拭いていると


『・・・っ!///』


アメリアの可愛い声が聞こえてきた、そうかアメリアさんにいつも見られているのか、凄く恥ずかしいな。


『メイジさんその・・・そういうことをするなら先に言ってもらえると・・・見ててこっちが恥ずかしいので・・・』


「分かりました・・・でも俺達って恋人ですからね、素っ裸でも無ければその・・・大丈夫ですよ?」


『こっ『恋人』・・・えへへぇ』


うん、姿は見えないが間違いなくかわいい

そんなこんなで身体を吹き終わりアメリアさんと話しているとよっぽど疲れていたのか、フラッと倒れ込みベットに横たわった。



─────────────────────────────



顔の裏にある柔らかい感触、甘い香り、そして目の前にある二つの大きな双璧────俺は動揺し意識を覚醒させた。


『あ、起きましたねメイジさん』


『ここは?』


『ここはあなたの夢の中ですよ、私は夢の中なら貴方に会うことが出来るんです。』


「良かった・・・アメリアさんに2度と会えないかと思った・・・ってアナタハイマナニヲシテイルノデスカ?」


『えっ?膝枕です。メイジさんに1回やって見たかったんですよー』


ちかいちかいちかいちかいおっぱいがちかい、俺だって健全な17歳なんだ、目の前におっぱいがあったら動揺するのも仕方がない。


『・・・貴方と私は恋人なんですから少しくらい触っても良いですよ?』


「えっ!お、俺達まだ会って初日なんですよ?そういうのはもうちょっと先に・・・」


『・・・っ///そうですよね!ごめんなさい!』


その後アメリアさんに光属性魔法について聴いた。


光属性魔法は浄化魔法と治癒魔法に分かれるらしい。

治癒魔法は【ヒール】【ミドルヒール】【ハイヒール】【パーフェクトヒール】があり効果は【パーフェクトヒール】が高い。


浄化魔法は【プリフィケーション】【ミドルプリフィケーション】【ハイプリフィケーション】【パーフェクトプリフィケーション】がありこちらも【パーフェクトプリフィケーション】の方が効果が高いらしい。

そんな感じてアメリアさんと話をしていると、


『あっもうすぐ時間ですね、私が夢の世界に出られるのは1時間が限度なんですよ』


アメリアさんがそう言った矢先に俺は強い眠気を感じた。


「あ・・・おやすみなさいアメリアさん・・・」


『おやすみなさいメイジさん』


こうして俺の異世界生活は始まった



















説明回みたいになってしまった

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