表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第9章【転移者】
286/368

~アルケーの婚約大作戦!part73 ~

side ニャル


「うーん、煽ったのは失敗でしたかねぇ?」


リナとセシリアが戦闘を始める中、こちらの戦闘も激化していた。


ニャルの体にはいくつもの刀傷がある。すべてアマテラスが付けたものだが、ニャルを行動不能にする程深い物はない。


「そろそろ観念しなさいよ、これ以上は喧嘩じゃすまなくなるわよ?」


「あら、今だったら喧嘩として認めてくれるんですか?」


「この前のお仕置き付きだけどね?」


「あれは辛かったですね~」


あれはもう二度と味わいたくない出来事だ。以前のお仕置きとは比べられない程に辛い物がある。前の私と違ってメイジさんという弱点が追加されてるからですね!いやん私の弱点はメイジさんだなんて!そんな弱点なら喜んで受け入れちゃいます!


「でも、メイジさんに会えないのは許せませんね?」


「こういう行動をしている時点で罰は決定してるのよ?堪忍しなさい」


「ふはははは!そんなことで私を説得できると思ってるんですか!」


「抵抗すると罰が増えるかもしれないけどいいのかのう?」


罰が増える……メイジさんという弱点が増えてしまった私にとっての一番の罰は必然的にメイジさんから離されることだ。


罰が増えるというなら……ふむ、まず前回通りの一兆年監獄。その後現実でメイジさんと同じ時の前で百年メイジさんお預け……ってところですかね。一兆年監獄はまだしも、メイジさんがいる世界で100年お預けはいくら邪神の私でも不定の狂気1d10の5になりかねないですね!


「だったら、貴方達をぼこぼこにしたあと記憶を消させていただきますね?」


やわな武器なんて使わないでさっさと権能使って抵抗しますか。


「ここなら創造神とそこの女神しかいませんし、お茶目しちゃいますか」


最後に見せたのはメイジさんとの審判の時。あの時のメイジさんは今思い出しただけでも素敵メイジさんランキングTop3入り確定ですね!


自分の体の輪郭が曖昧になる。私の体が徐々に大きくなり、あの姿へと至る。


「うげぇ……やっぱり、気持ち悪いのうその姿」


「うえぇ……ひっさしぶりねその姿」


『うっるさいですねぇ!メイジさんは受け入れてくれたんですからいいんですよ!』


別世界線の私が頑張ったらしいですしこっちの私も頑張りますよ!


「大型のボスみたいね!腕がなるわ!」


「流石にこれ以上は応援を呼んだほうがよいんじゃないかのう?」


「そんな事してる間にこっちがやられそうよ!あいつ大分本気よ!」


さっきからメイジさんの事しか考えてなかったですけどこれセシリアの為でした。まぁ私が加護あげましたし何とかなりますよね?がんばってー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ