閑話~学校パロディ34~
忙しかっんですけど更に忙しくなってきました。
ラスボスが登場しました。
「ふへへへへへ!秘密を聞いた後もねっとりちゅっちゅさせていただきますからね!」
くっ!物凄い威圧感だ!主にねちっこいし性格悪そうな感じの!
『「断固拒否する!」』
ニャルは廊下のど真ん中で仁王立ちして立ちはだかっている。
「名人さんの秘密を知るために、力を貸して下さい別世界の私!」
『あったり前ですよ!メイジさんの秘密!絶対に暴いて下さいね!』
何かあっちにも付いてるぞ!しかも悍ましい系統の奴が!
『クソ、ソウちゃん!面白がってないで干渉の制限緩くしてくれないか!?多分あっち何にも考えずに無制限にやってるぞ!』
なんか俺と同じ声の奴が物凄く焦ってる。というか身体能力上がってるらしいのにこのニャルの壁を突破するのは無理って雰囲気がビンビン感じられる。
『残り二分ですよ~』
残り二分!もう理事長室は目の前なのに。
「こんな感じで!ほいっと!」
立ちふさがるニャルが廊下の床に両手で勢いよく触れたかと思うと、触れた場所が黒く変色し蠢き出す。
『流石私!初めてなのによくできますね!』
「力を得る感覚!病みつきになりそうです!」
そしてなんかあっち意気投合して強化されてるし、結構絶望めな空気漂ってきたねこれ。
『すまん!ソウちゃん説得してくるから一分捕まらないようにに耐えてくれ!』
捕まらないでってどういう事?
「名人さん名人さん名人さん名人さん名人さん名人さん!」
「は、はぃぃ!?」
「このまま家に連れ帰って監禁してもいいですか!」
「駄目ですよ!?」
「駄目って言われると」
『やりたくなりますよね!』
逃げます!