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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第9章【転移者】
279/368

~アルケーの婚約大作戦!part70 ~

「ローション風呂にしましょう!」

「んっーーー!んっーーー!」


もうASMRってレベルじゃねぇぞ!って言ってる場合じゃねぇ!風呂ってなんだよ!元々ASMRじゃなかったのにもっと変になったよ!


いやだ!いやだいやだいやだ!目隠ししながらローション風呂ってどういう地獄だよ!


『すみません、私が進言しました』


リナさんの声が耳元で聞こえる。


『ASMR(?)実行までの時間を長引かせるためにセシリアさんが納得しそうな内容で提案しました』


な、成程。リナさんはアマテラス達が助けにくるまで時間稼ぎに徹するって事ね。けどそれ阻止できなかった時のダメージ大きくない?多分その時セシリアなら絶対服脱がすだろうし、やばいと思うんだけど!?


『風呂ならローションを作るまでの時間を稼げますし、少し風呂桶に妨害工作をしました』


妨害工作?


『はい、風呂桶の栓に細工をしまして、少しずつ中の液体が漏れるようにしております』


成程、大量のローションを作っている時に少しづつ漏れ出したらまた更に追加で作らないといけなくなる。


「ふぇもろーふぉんがふぉとにふぉれれれるのふぁふぁれるのでは?(でもローションが漏れ出ているのがバレるのでは?)」


『えーと、あまり言ってる事が分からないのですが、漏れ出てバレる心配はなさそうです』


「ほういうほと?(どういう事?)」


『この世界の性質なのか漏れ出てる液体がここの地面に吸収されているようですね』


成程、よくわからないけどニャルニャルワールドならこんなわけが分かんない世界でも理解できるかもしれない。


なんにせよ、ローション風呂遅延が成功しているようで何よりである。


「ふっふーん、手で作るの面倒臭くなってきましたねー?魔法でパパっと作ってしまいましょうか?メイジさんもお待たせさせてしまっていますし」


ま・ず・い!待たせていいから!ゆっくり作ってくれていいから!というか永遠に待ってもいいから!


「セシリア様、それは愚考でございますよ」


「愚考、ですか?」


「メイジさんが『全身』で浸かるローションを『愛』を込めて『自らの手』で作って差し上げるのが最高のおもてなしなのではないでしょうか?」


リナさん、魂の説得。なんか言ってる事怖いけど大丈夫かな?


「お、おおおおおおおおおおおおおおお!!!」


それに対してセシリアの叫び、さぁどうなる。


「理解しました、私の『愛の手』でつくり上げたローションは正に『愛◯(あいえ◯)』って事ですね!!!!メイジさんを私の愛◯で包み込めるように頑張ります!」


「え、えぇ頑張りましょう」


がんばらないでください!

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