~アルケーの婚約大作戦!part66 ~
運営室で猛烈創造神VS邪神が行われているなか、ここメイジの元でも戦いが起ころうとしていた。
「う、動けないぃぃ!」
尚、その戦いの勝敗はもう決しているようだが。四肢は繋がれ、動けない。そして目の前には猛獣が二匹。もはやこれまでである。
そして気づくとそこはパーティ会場ではなく、いかにもニャル産ですよ!という悍ましさが目に付いた空間に移動していた。
「ニャル!あいつ!」
後で絶対に後悔させてやるからなぁぁぁぁぁ!!!
「はぁいメイジさん、あなたのセシリアですよー」
「……リナです」
目が怖い、表情が怖い、よだれが凄い。とにかく今の所恐怖しか想起させるものがない。
「では『あまあまセシ×リナ耳舐め術』始めさせていただきます」
「お願いします、始めないでください」
「では、臨場感を出すためにこちら、付けさせて頂きます」
セシリアが取り出したのは、目隠しと……猿轡!?やだやだ視界も奪われるし言葉も発せられないの!?
「安心してください。事前に私が付けて安全は確かめてありますから」
「安全てどういう事だよ!」
「需要ありますから」
「需要ってんぐぐぐぐ!?」
口がぁ!?これ結構苦しいな!
「お目目塞ぎますねー」
さっきとは打って変わっているリナさんに目隠しを装着させられる。その前に見えたリナの目に光が宿って無かったけど大丈夫か?自分の心配してる時じゃないけども!
今もう耳しか聞こえないよ!
「では、耳舐め、始めさせて頂きますね?あ・な・た」
「んぐむぐぐぐぐん!(わざわざ宣言しなくてもいいよ!)」
「今日も、お仕事お疲れ様です、あ・な・た」
「お帰りなさいませ」
右からどす黒い声ではなしているのはセシリア。左から抑揚のない声で話し手いるのはリナ。
「『ドキドキ同衾コース』『お風呂でヌルヌル◯俗体験コース』『ソクソクコース』」
「どちらにいたしますか?」
「ん"ん"ん"ん"ん"ん"ん"」
必死に首を振り拒否を表現する!どれも地雷しか感じない!ノクターン展開は駄目だって!
「あらぁ、いつかのアレをやってほしいの?リナ、準備して」
「はい」
「では『耳舐めフルコース、ローションを添えて』を開始します」
助けて。