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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第9章【転移者】
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閑話~学校パロディ32~

『黒歴史公開まであと3分~』


現在の状況。後三分で昔ソウちゃんと配信をしていた時の黒歴史が全校生徒に晒される。というか配信時代のことの身バレになるじゃんね。三分で理事長室にたどりつく事が出来ればこれを阻止できる。けど扉は目の血走ったクラスメイト(主に女性陣)の壁でふさがれています、絶望的だね。


~ミッション~

三分以内に理事長室へたどり着け!


別に昨日逃走◯見たから影響されてるわけじゃないよ?


「「「ディーフェンス!ディーフェンス!」」」


すんごい、一人が何人にも存在するような圧を感じるディフェンスが目の前に存在する。フンフンいっててとてもこの壁を超えるような手立ては存在しない。


じゃあ窓から…ってアホか、死ぬわ。けどもしかしたら足から落ちたら骨折だけで済むかも。けどその後バランス崩して頭打って死にそう。というか足が骨折してる時点でミッション失敗じゃん。


「名人さん」

「アメリアさん?」


時間が刻々と進む中、ここで救済が入った。転校生組の中でアマテラス並んで稀有な常識人ポジションなアメリア。きっとこの状況に関して俺の協力をしてくれるに違いない。


「今回に限ってはメイジさんの味方をする事はできません」

「えっ」

「私もメイジさんの黒歴史知りたいです」

「はいぃ……?」

「知りたいです」


常識人とは何だったのか、壁の一部になったアメリア。もしかして俺の人生終わったかもしれない。ピンチ、とてつもなくピンチ。


『黒歴史公開まであと2分30秒~』


解決策解決策解決策解決策解決策……黒歴史以上の餌を渡しておけばいいのでは?


「これだぁ!」


名人は付箋を取り出しそこに何かを書き込む。


「これ、俺の連絡先です!!」


ポイとその付箋を扉とは逆の方向へと投げつける。





刹那。





壁が、動いた。一つの紙切れを奪うために。又、彼女らにとっての宝を獲得するために。


まぁ、それ、全くのでたらめの連絡先なんですけどね!

刻晴ちゃんかわいい。

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