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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第9章【転移者】
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閑話~学校パロディ28~

【『おたすけヘルプ部』発足】


顧問:理事長

部長:有村名人

部員:アメリア

部員:天照


活動内容、学校内の問題、悩みなどの相談。悩みなどの相談はすべて理事長が審査してから部に通すものとする。


尚、新入部員希望についてはすべて理事長が書類審査の後面接にて審査するものとする。


部活動などのお知らせ掲示板にこの内容が理事長のサインと推し印を押された紙で掲載された。この掲示板は昇降口の正面に設置されているので校舎に入る生徒の目に留まったらしく、人垣が形成されていた。


だから登校して校舎に入った時は人垣の後ろをこそこそと通過して教室までいきました。


まぁ理事長が……みたいな噂は休み時間とかに聞いたけど。そしてアメリアさんとかは質問されて大変そうだった。そしてこちら側にも質問が飛んできそうだったから休憩時間中は狸寝入りしていた。揺すって起こしに来るまでは来なくて助かった。


そしてなんだかんだ放課後になり、そそくさと部室へ直行。


今日の目標。ソウちゃんに色々問い詰める、以上。


「はぁ……疲れました……」


今日一日クラスメイトに根掘り葉掘り聞かれて生気を搾り取られたアメリアが畳に座り込みぐったりしていた。


「はい、甘いモノでも食べて……」


お菓子グッズの中にあったチョコレートをアメリアに渡してあげる。受けとったアメリアはチョコをもむもむ食べる。


「なんで私が部長じゃなくてあんたが部長なのよ!」


アマテラスが吠える。うん、ソウちゃんが暴走してるからなぁ。


「それ、俺も知らないんだよな」

「理事長の暴走を止めないとこれからどうなるか分からないわね」

「呼びましたー?」


ドカンと扉を開け、ソウちゃんが部屋に入ってきた。


「ソウちゃん……」

「あ、名人さんの言いたい事はすべて分かります。なので一つ一つ話していきましょう」


・依頼関係や新入部員については理事長である私がフィルターになることで面倒な輩を排除する

・悩みなどを募集するためには部活の存在を知らせるために掲示板に掲載した

。部長に関しては私がしたいからした。反省はしているが後悔はしていない。尚訂正は無い。


ソウちゃんはそれだけ言い切ると満足そうに畳に座布団を敷いてくつろぎ始めた。


「ぬ、ぬぐぐぐぐ……」


アマテラスが歯ぎしりをして唸ってる。歯ぎしりは頭痛の元になるらしいですよ。


「あ、今悩みとかは精査中なのでもう少しお待ちくださいねー」


とソウちゃんはお菓子をパクリ。


……これ、部活うまく活動できるのかな?

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― 新着の感想 ―
[気になる点] おたすけ、と、ヘルプ つまり助けて助けるという少し頭が悪そうな部活である。 [一言] この部活ホント何するの?
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