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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第9章【転移者】
254/368

~アルケーの婚約大作戦!part53 ~

ご飯を食べたらニャルから


「デザート!デザート!」


とうるさいのでうどん屋さんにあったソフトクリームを食べることにしました。味は俺はチョコ、ニャルはそうとう味が気に入ったのか抹茶にしている。


「ふっふっふ……ふーっふっふ……」


ニャルが笑っている。それもとっても不穏な感じで。


「メイジさん!」


はいこっちに振られました。うん、まぁ二人きりなんだからそうなるよね。


「あーんしてください!」


まぁそんな事だと思ったけど。口をあける。


「あーん」

「あ、いやただのあーんじゃないですよ」

「ただのあーんじゃない?」

「はい『相互あーん』です」


なんだよそのネーミング。でも名前からして同時にあーんし合うとかそんなとこだろうな。


「ならほら」

「うふふふふ……あーん」


ニャルと手を交差させ、互いに食べさせ合う。


「メイジさんからいただいたチョコとってもおいしいです」

「チョコ食べた後抹茶食べると少し違うなぁ」


抹茶が少し苦く感じる気がする。


「メイジさん抹茶チョコにしませんか?」

「お、それ良さそう」


スプーンで俺のチョコをニャルの抹茶に乗せてやる。


「ふっふふ……メイジさんのと私のが混ざり合ってる……」

「んな変な事言わずに早く食べなさい」

「では……」


チョコ抹茶を口に運びニャル嬉しそうに頬を緩ませる。


「おいひいです…」

「ちょ、俺にも頂戴」

「私のをメイジさんにまぜちゃいますね~」


意味深な事を言いながらもニャルは俺のチョコに抹茶を乗せてくれる。


「あ、やっぱりおいしいじゃん」

「ですねー」



二人はのほほんとソフトクリームを楽しんだ……。



尚。



side ニャル



や、やっばい。これまで意識してなかったですけど私!今!目茶苦茶デートしてます!


うっひゃ!


やっちゃ!


今もなんか物語のワンシーン見たいですし!これ私今めっちゃヒロインしてるじゃないですか!


あの地獄を耐え抜いたご褒美、すごすぎじゃないですか。


こんなご褒美が貰えるんだったらもう一回……いやそれは無いですね。またメイジさんレスが発動して邪神なのに発狂するかもしれませんし。


とにかく、今はこのメイジさん独り占めタイムを楽しむと致しましょう。


「どうしたニャル、意味もなくニヤニヤして」

「ほ?い、いや。なんでもないですよ!」

「ニャルの何でもないは信用できないんだよなぁ」

「ど!どういうことですかそれ!」

「そのまんまの意味だよ。なんでもなかった事ないもん」

「むー!」


こんな痴話喧嘩みたいなことも楽しい。


やっば今私めっちゃ乙女。

因みにニャルさんの声のイメージはに◯さんじの金髪+メ◯ガキ+ク◯ミジ◯Vtuberみたいなイメージですね。因みに作者の推しの一人でもあります。今日推しの新衣装配信があるそうで発狂して待ちます。

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