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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第9章【転移者】
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~アルケーの婚約大作戦!part38 ~

アマテラスと一回来ているとはいえ訪れるのは久しぶり。あの時行かなかった館内の施設でも見てみるかな。と確かあの時行かなかったゲームコーナーを覗いてみる。


「だぁぁぁ!なんで犬しかあたらないんですかぁ!」


そこには、銀髪の悪魔が潜んでいた。なにやらスロット台の前で叫んでいるようだ。というかなんで脱走出来ているんだ!?


「むむ!我が愛しのメイジさんの気配が!?ちょっと!この台創造した神知ってます!?裏で操作してますよね!これ!」


銀髪変態這い寄る混沌邪神が回していたのは機体にでかでかと『HADES』と名前が付いたスロット。確かそれってめちゃくちゃ当たりづらいやつじゃ無かったけ?


「というかなんで脱走出来てるんだよ」

「ふふ、知らないのですか?私は同一時間帯に複数存在できるんですよ!檻の中の私は相変わらず捕まってますけどね。因みに他の私は世界中で悪戯してます」


とりあえず、ソウちゃん。


『はい、全世界に存在する全てのニャルを集約して監禁します』


強い、強すぎる。流石全能神、アザトースなんて目じゃないぞ!


「ん、んにゃぁぁぁぁぁ!私の力で創った空間達がぁぁぁ!?あぁ、全ての人間が元の場所に!?私が改変した文字が元に戻ってるぅ!こんな酷い事ってありますか!全世界の私を捉えたら崩壊するシナリオがあるじゃないですかぁ!」


目の前のニャルも檻に捕らえられ、どこかに飛ばされた。


『あ、マスター。この続きやってもいいですよ』

「……」


デーデレレデッデッデデデデデーン!


GODが面白いほど当たった。



………

……



浴場などの場所も確認し、部屋に向かうことにする。鍵には特別室と書かれている。確か離れだったかな?


歩いて離れの特別室の扉の前にたどり着く。


「鍵は、空いてるな」


開けると見覚えのある部屋。和室でローテブルが一つ、座椅子が二つ。別室にはこたつがある。


「え、えと。め、メイジさん」

「アメリア」


そこにはわりかし真面目に『俺の嫁』なアメリアが浴衣姿で待っていた。


「えへへ…ど、どうですか?」


アメリアは見てみて!と言わんばかりにメイジの前で一回転。長い髪と浴衣の袖がひらひらと舞う。


「か、かわいい」


思わずメイジはアメリアを抱きしめる。


「も、もう急に抱きつかないでください。びっくりしちゃうじゃないですか」

「え、えっとごめん。気がついたらアメリアが胸の中に!?」


これは怖い、超常現象だ。


「えへへ。メイジさん、今日は私といっぱいイチャイチャしてくださいね?」

「言われずともだ」

ハーデスはソウちゃんが裏で操作しました。そんな簡単にGODがポンポン当たるわけないだろぉぉぉぉん!!?







※次回、久々の砂糖回

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