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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第9章【転移者】
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閑話~学校パロディ17~

休日、有村宅。名人の部屋。


「はぁ~」


最近生活が一変し、少し気疲れしていると自覚している。でも、悪いものではない。確かに体力的には最近はいっぱいいっぱいで大変だけど。


手に持っているスマホに映るこれまで縁のなかった女性の連絡先、それが二つ。


『……私に対しての追及のL〇NEが多すぎて通知がすごいことになっちゃいました』


アメリアさんは、登下校中のL〇NEがかさみすぎて通信制限になってしまったようだ。幸いもうすぐ月が変わる為、残り数日の辛抱だが。


『あした登校してからでいいから学校の和室に来なさい。話したい事があるわ。それと、私と交換したのも秘密にしなさい、バレると困るから』


アマテラスはアメリアさんによると、男性と話している姿をまともに見たことがないという。男性に話しかけられても、強い口調で拒否され、まともに話ができないらしい。


そして、いつかアルケーさんが来たように家に転校生組の一人が来ているのだが……。


「名人~さーん!出来ましたよ!」


銀色の髪をたなびかせ、お盆の上におぞましい料理を乗せて入ってきた女子高生(?)


「おっまたせしまたー!『ディープワンの酒風味焼きインスマス』です!」


皿の上には巨大な魚?が活き造り?にされていた。


「こんなの食べられねーよ!」

「えー!ウチのごちそうですのにー!」


ニャルは、完全にアウトな見た目をしている魚?の切り身をぬらぬらしている謎液体につける。


「はぁい名人さん、あーん♡」


箸に掴まれた謎物質は深い魚の匂いを発している。ぬらぬらとした液体は箸の色を変色させ、虹色に変えていく。


「いや、いや、いやだぁぁぁぁ!」

「あ!名人さん!逃げないでくださいよ~!」


結局『ディープワンの酒風味焼きインスマス』はニャルが食べた。

初登場なのに名人に呼び捨てで呼ばれてるニャルさんつおい。

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