閑話~学校パロディ15~
アメリアさんと並んで走り、和室に突入。ドアを勢いよく閉め、鍵を閉める。隣にいるアメリアさんは肩で息をしている。
「これは……体力を使いそうですね……」
「そうだな……めっちゃきつい……」
畳に座り込み、しばらく息を整える二人。数分たち、落ち着いてきた所でアメリアが名人に話しかける。
「やはり、L◯NEを交換するのはよくなかったのでしょうか」
アメリアからでてきたのはやはりこの騒動の原因の話。
「いや、流石にL◯NEを交換しただけでこうなるのは想定できなかった」
これからの行動に一層注意しなければいけない。L◯NEを交換しただけでこのような状況になってしまったのなら、それ以上の事でもしたらもっとひどいことになる。アメリアさんへの質問の中に二人でデラックスカップルセットを食べた事についても含まれていたし。このままだといずれ体力が尽きて授業はすべて全滅。睡眠祭りになる事は必至である。
「あら?もしかして誰かいるのかしら?もしもーし」
名人が考え事をしているとコンコンとノックする音が聞こえる。
「!も、もしかしてここがバレたのでしょうか!?」
「か、鍵がかかっているから大丈夫の筈……。声を潜めよう」
アメリアさんは口で両手を塞ぎ、声を殺している。
「んー?まぁ良いわ。合い鍵あるし」
ドアの向こうの声の主は、ドアノブにカギを挿したのかカチっという音が名人達に聞こえる。
(……終わりました)
(……終わったな)
ドアノブが周り、ドアが開く。
「あーら?いるじゃない。無視するなんてひどいわね」
サラリと美しい金色の髪をたなびかせ、入ってきたのは名人が今朝出会った天照大御神。もといアマテラスだった。
ポケモンのソード始めました。厳選つらぽんです。




