~俺TUEEEE~
2017年6月3日 レベルを追加 文字を修正
2017年6月23日 アフラクの容姿についての描写を追加
そんなこんなで女神と話をしていると女神の後方に数人の人影が見えた。
「アメリアちゃんやっと報われたのねぇ」
「あんたアメリア泣かせたら天罰だからね!?」
「・・・・・アメリア・・・・・おめでとう」
「・・・・・・・・・zZZ」
・・・1人は寝ているが
「うわぁーーん!良かったですよぉーーーーーー!」
そう言いアメリアはその4人の人影に飛び込んで行った。
「良かったわねぇ」
「うぅ・・・アメリアがあんな奴の所に・・・」
「・・・・・よしよし」
「・・・・・・・・・zZZ(喜)」
えっと・・・アメリアさんが飛び込んでいくぐらいだからこの人たちはアメリアさんの友達かな?
そうなると・・・えっ!?みんな神様ってこと?
「えっとあなた達は・・・」
「あ、私達はアメリアちゃんの友達よぉ、私は『ウラヌス』生産を司る神よぉ、よろしくー」
ウラヌスは金色の長い髪におっとりとした翠の瞳の美女である。
見た目は大学生くらいだ。
「・・・・・私は『マナ』・・・・・一応魔法を司ってる・・・・・よろしく・・・・・」
マナは透き通るような青い髪のツインテール、金色の瞳の美少女で、見た目は中学生くらいだ。
「フンッ・・・一応名前は名乗って上げる、『マアト』よ、戦いを司ってるわ」
マアトは赤い長い髪に紫色の瞳の美少女で、年齢は高校生くらいだ。
「・・・・・zZZ」
寝ている女神様?は黒いセミロングの髪、黒い瞳の日本人のような容姿だった。
「彼女はアフラク、寝てて想像出来ないと思うけれど邪神よぉ」
「・・・・・・・・・zZZ(怒)」
そっかぁ邪神かぁ・・・って邪神!?邪神って悪いイメージしか無いけど!?
「まぁ、邪神って言っても闇の女神ってだけだけどねぇ。
あ、ちなみにアメリアは転生と光の女神よぉ」
「へ・・・へぇそうなんですかちょっと驚きました」
そんなことをしているとアメリアはハッと気づいたように
「あっ、メイジ君にほとんど説明してなかった。えーとこれからあなたは異世界転移か輪廻転生するかを選んで貰いたいんだけど・・・出来れば・・・そのぅ・・・転移にしてもらいたいなって」
「えっと、それはまたなんで?」
「今回あなた達を転移させたのは魔王を倒してもらう為なの」
「えっとそれはなんか女神パワーみたいなので何とか出来ないの?」
「女神が迂闊に下界に干渉すると世界のバランスが崩れちゃうからだめなのよぉ」
あ、やっぱり直接倒すみたいな事は出来ないのか
「分かったじゃあ、転移にするよ」
「っ!ありがとうございます!」
アメリアは俺に向けてとびっきりの笑顔でそう言った
────かわいい
「じゃあメイジさんがこれから転移する異世界『ギール』について説明しますね」
女神の説明によると
ギールは一つの大きな大陸しか無いそうだ。その大陸を四分割するように四つの種族が住んでいるらしい。人族・獣人族・魔人族・天使族である。文化レベルは地球でいう中世で、いわゆる剣と魔法の世界というヤツらしい。俺はその世界に居る魔王を倒してほしいらしい。魔王はいわゆる魔族だけがなれるワケではなく種族は関係なく資格を得たものに魔王の称号が与えられるらしい。
「────なるほど大体分かった それでアメリアさんがさっき言ってた『ギフト』の事なんだけど・・・」
「あ、その事なんだけど、ちょっとこっち来て・・・」
アメリアが手を振りそう言った
俺がアメリアの所に近づくと────アメリアの唇が俺の頬に触れた
────ドクン────
頬から流れて来るようだ
アメリアの顔が離れる
【転生の女神の寵愛を獲得しました】
【光魔法を全て習得しました】
【称号 女神に愛されしものを獲得しました】
【称号 強さを極めしもの】
アメリアは頬を染めながら言う
「こっ…これで貴方にギフトを与えました、これで他の人には負けないでしょう」
「あっ…ありがとう」
「……じゃ…じゃあ『ステータスオープン』って言ってみて」
「分かった」
「『ステータスオープン』」
有村名人
年齢17歳 ♂ 種族人族
【ステータス】
Lv.999
体力 9999/9999
筋力 9999/9999
防御力9999/9999
運 9999
魔力 9999/9999
【スキル】
光属性魔法(神)
【加護】
転生の女神の寵愛
【称号】
女神に愛されしもの・強さを極めしもの
「ちなみに普通の成人男性のステータスはこれよぉ」
【ステータス】
Lv.5
体力 50/50
筋力 20/20
防御力14/14
運 25
魔力 10/10
えぇ・・・なんか強過ぎじゃありません・・・
「こんな強くしてもらっても使いこなせる気がしないんですけど」
「そこは私がサポートします、いわゆる神の声って奴です」
むふーっと言いたそうな表情でそう言った
「あ、ちなみに私達も加護を上げるわよぉ、けど今じゃ無いけどねぇ」
「あ、ありがとうございます でもどうして今出来ないんですか?」
「加護には先天性と後天性がありまして先天性は加護は一つしかないんです。後天性だといくらでも付くんですが」
簡単に言うと生まれた時に稀に付いている加護が先天性
生まれた後に教会で神に授けて貰うのが後天性というものらしい。
「教会に礼拝する時って名前と加護があるか確認されるんです。教会って加護を持っている人を把握するために加護持ちの人をデータベースに登録するんですね。その時あなたが初めて教会に行った時に加護が複数あると不審がられるんです。」
「だから転移した時に街で真っ先に教会に行って頂戴ねぇ貴方に死なれてはアメリアちゃんが悲しむものねぇ」
他の女神も頷いている
今のステータスでも死ぬことなんて無いと思うんだけどなぁ。
こうして俺は俺TUEEEEになった