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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第9章【転移者】
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~アルケーの婚約大作戦!part16 ~

風邪気味days。

痛い、痛いです。エクス痛い。まだ頭がヒリヒリするよ。


「調子に乗るのも大概にしなさい」

「はい」


そういいながらちゃっかり右肩に乗っているエクスさん。可愛いです。


『只今の記録は四です』


「もっとちゃんとドキドキしなさいよ」

「そんなこと言われても」

「やっぱり大きくならないとだめなの?」

「まぁ確かに今は美しいというよりかわいいって感じだな」

「……ふーん」


ポンッと右肩で音がしたかと思うと、俺の右肩には成長したエクスがいた。


「ば、バランスが!」

「あなたステータスなんていくらでも弄れるでしょ!」

「強すぎるとドアノブとか壊しちゃって不便なんだよ」

「落ちるのよ!早くしなさい!」

「なら私も大きくなるのです!」


先程と同じように左肩から音が響き、グリモが成長した姿に変わる。


「お、おおう」


両腕を使い、二人を支える。


「落とさないでね?ご主人様?」

「あ!ご主人様!あれが食べたいのです」

「ほら、早く移動しなさい」


俺はタクシーか!



………

……



現在、無料タクシー(定員二名)と化しているメイジです。結局、あの二人(主にエクス)が満足するまで付き合いました。でもその間は他の女性は話しかけてくる事はありませんでした。


『お二人の最終記録は五です!決め手はお二人の同時ほっぺたキスになります!これにより、現在一位はグリモとエクスのお二人となります!』


うわあああああああああ!そういう実況いいから!恥ずかしいから!


それにあの二人がいなくなったという事は……?


第三ウェーブ?



………

……



困った!これは困った!予想通りやってきた第三ウェーブだが、おねだりが凄い!それに第一、第二ウェーブの人たちもいるよね?


この第三ウェーブの女性達が望んでいるもの。ずばり先程グリモとエクスにしていた両肩に乗せるという行為だ。あまりに人数が多いため、一組30秒で交代している。


これだけならまだマシなのだ。


この女性たち、降りる前に俺の頬にキスしてくるのだ。もう、もうこれがね、いろんな意味で凄い。


現在俺の顔のいたるところにキスマークが張り付いてます。


『ここで、現在Twi〇terで募集している『#神様合コン』でのツイ〇トをご紹介します。『戻して』『顔洗え』『男の敵。制裁すべき反対ならいいね。賛成ならrt』などのコメントが送られております。そこで、私メイジさんの妻であるアメリアが一つだけピックアップしたコメントをメイジさんに答えて頂きましょう』


ウェーブが過ぎたと思ったらまた疲れそうなことが。地球からのコメントとか怖い、アメリアフィルターが効けばいいんだけど。


『ヨスガさんからのコメントです。地球の人も異世界に行くことはできるんですか?』

「えぇ?それ俺に聞くことなのかな?」


(どうなの?ソウちゃん)

『うーん今の所不許可でおねがいします。移動はできますけど強い神様だけしかだめって事にしてください』


「駄目みたいです。確かに移動はできますが、格の高い神様だけしかできません。かくいう俺もアマテラスに頼まないと地球に戻れませんし」


地球に戻るなら創造神以上の神様に頼まないといけない。まぁソウちゃんに頼めば一発で行けそうだけど。


『はい、そうですね。女神である私にも無理です。次のコメントは五分後にピックアップしますのでよろしくどうぞ!では引き続きパーティをお楽しみください』


今の質問で分かったけど、神界なら人でもいけるんだよね。一体何の違いがあるんだろう。

オチが無いですが続きはまた来週。

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