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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第9章【転移者】
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~アルケーの婚約大作戦!part15~

『ドキドキ!メイジさんの心拍上昇率ゲーム!』


「いえぇぇぇぇぇぇぇぇい!」


神の中で唯一叫ぶニャルさん。少し静かにしていてください。


「ルールとしては、今からフリータイムを一時間取ります。メイジさんはこの会場の中では自由にしていて構わないです。会場の女性達は放送コードに引っかからない程度の行為でメイジさんをドキドキさせて下さい。因みに、メイジさんがドキドキするなら何でもいいです。参考程度に会場と放送にメイジさんの心拍メーターを五段階で表示します。平常時は一です。参加は自由です。会場でメイジさんを見て卒倒してもいいですし、のほほんとメイジさんとお話しても良いです。実質このコーナーは普通のパーティタイムです。そして無礼講です。神と地上の民達もです。勿論、亜神から邪神と創造神もですよ?あと人の中の地位でもです」


要点をまとめると『フリータイム一時間』『無礼講』『参加自由』。


「メイジさんは空飛んで逃げたりしないでくださいね?名前を言えないとある方が監視して徹底しますので」

『私です!今回は()()運営に回ります!』


運営はソウちゃんがするようである。それなら事故も起こることは無さそうだが、何が起きるか分からない。それこそ、いきなり会場ごと転移とか。


「はい、それでは準備も何もありませんので、さっそく始めさせてもらいます!スタート!」


しまりがないが始まった。


『はーい、ではマスターは下に転移でーす』


おうふ、神様からは逃げられない。


おわー、すんごい。壇上から見たときもそうだったけど。こうも女性ばっかりだと威圧感が半端ない。この会場に男は俺だけなのか?


『はい、そうです。それにここにいる女性達は全員マスター大好きなので。ほら、ハーレムですよ!良かったですね。因みに今全世界の男から呪われてるので私が防いでおきますね!』


最後重要な事言ったんじゃないか?怖い。これからうかつに外で歩けないじゃないか。


と、考える暇も無く先程一対一で話した女性達が寄ってくる。


「メイジ様!」

「メイジさん!」

「メイジ殿!」



………

……



多いよ!?多いんだよ!?それにちょっと押しが強い!でも失礼な事はしてこない!


『先程の最高心拍段階は3です!名前は把握しているのでご安心を』


そりゃあんなに美人な人たちに囲まれたら動揺するわ。


「「「「「メイジさーん!」」」」」


第二ウェーブが……。



………

……



「「ご主人様」」


うちの可愛い剣メイドさん二人だ。今回は幼女モードだ。


「かわいい!」

「ご主人様?」

「ど、どうしたのよ」


メイジは右腕にエクスを、左腕にグリモを抱き上げる。


「高いのです!」

「は、恥ずかしいから止めなさい!」


俺は可愛い二人にしばらく癒されることにした。


「止めなさい!」


エクスは剣の姿に変わり、メイジの頭を斬る。


「痛い!」


ツンデレロリメイドは可愛い。

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