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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第9章【転移者】
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~アルケーの婚約大作戦!part8~

衝動で別の作品を3話ほど書いてしまったのですが、投稿するべきか迷ってます。内容としては『世界最強の男女が敵同士なのに惹かれ会って駆け落ちする話』です。

妾の名前はアルケー、みんな知っているかもしれぬが創造神じゃ。妾は今メイジと婚約したくてしたくてたまらんのじゃが、どうしたらいいのか分からん。最近はライバルもとても多くなってきておるし、妾のことちゃんとちゃんと見てくれているのかのぅ。


そう、今企てているこの作戦はメイジに惚れ込んでいる全ての女性がメイジからどう思われているかを確認する、と言う趣旨じゃ。そしてあわよくば付き合うことや婚約する。


妾はもう既にメイジと愛し合っている(筈)じゃから勿論婚約を狙いに行くのじゃが。しかしメイジに惚れ込んでおる女性は多すぎるのじゃ!ライバルが多すぎる。とても一対一の時間なんて出来るはずがない。


と言うことなので今回は一対一でメイジと話す時間を設ける、地球でいうごうこん?(※違います)というものを企画してみるのじゃ。


じゃが〜〜!


「婚約して下さいなんて女性の方からどうやって言ったら良いのじゃ!」


どうせなら男のメイジから結婚を迫ってきてくれれば、と思ってしまう。しかしメイジは寿命は無いが年はまだまだ若い。妾達とは人間目線では結構長い付き合いじゃが、メイジがとてもそんな事を考えている素振りは無い。


妾はあんな天照大神みたいにガツガツ行くなんて無理じゃ。恥ずかしくてかなわん。メイジとお付き合いし始めの頃は妾も恥ずかしげもなくガツガツ行ってたんじゃが。最近メイジと会えなかった所為なのかなんなのかわからんのじゃが、もうメイジが愛しくて愛しくてたまらん。本当なら妾一人のものにしてみたい、とか考えた事があるんじゃが、それは許されない。既にメイジには多くの恋人達がいる。女神に創造神や邪神。そして下界の者。そして一方的にメイジに恋焦がれている者はもう数えきれない程おる。今更なんじゃが妾の恋人モテモテすぎるんじゃ無いかのう?


「アルケー様〜入りますよ〜」


扉が開きアメリアが入ってくる。アメリアはこの企画に協力してくれている。アメリアはメイジの初めての恋人。信頼関係も厚く、メイジの恋人界隈でも頂点の位置に輝いている。


メイジの恋人界隈とは、そのままメイジに恋人と認められた者だけが入れる界隈。そこでは外での上下関係は関係なく、アメリアが創造神や邪神や全能神を超えてトップに君臨している。


「ちょっとだけパーティに乱入してメイジさんに予定取り付けてきましたよ!」

「ナイス!なのじゃ!」


取り敢えずメイジが来てくれる事は確定したのなら第一段階成功じゃ。


「それで、予定はいつに出来たのじゃ?会場の設営なら妾の神パワーで一瞬で終わらせるから問題ないんじゃが」

「3日後です」

「うん?3日後?」

「はい」

「のじゃじゃじゃ!!?」


は、早いいいいいいい!!!たった3日じゃ妾の心の準備が出来ぬではないか!


「そうですねぇ、なら主催者のアルケー様の告白タイムは大トリのラスト、と言うことにしたらどうですか?」

「……それならまだ。ッ〜〜!今からでも緊張してくるのじゃ……」

「……そうですね。私も緊張してきました。噛まないように練習しないと……」


この知らせは、神の力かなんやかんやで参加者達に伝えられた。


こうしてメイジを想う女性達は一世一代の大勝負を3日後に行うことになった。

iPadにキーボードつけるだけで結構モチベ上がる!

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