閑話~学校パロディ6~
「なぁ、夢だよね?」
「えぇ、私にとっては名人さんの部屋で二人きりと言う現在のこの状況はまさに夢のような状況です」
「···夢か、夢なら冷めるべきべきだよな?ほら、夢の中のアメリアさん。現実世界の俺をおこしてくれないか~」
名人の顔は普段より赤くなっており、情緒不安定なところもある。
「風邪にしては酷いですね。分かりました。不肖アメリア、全力で名人さんの看病に当たらせていただきます!」
「yeah!boiiiiiii!!!!」
「はい!じゃあ代々家に伝わる怪しい薬を飲みやがれ下さい!」
「むぐぐぐ。ミラノ風ドリアー!ミラノ風ドリアー!」
薬を飲んだメイジさんは泡を吹いて眠ってしまいました。今のうちに、名人さんの部屋の掃除。と言う名目の名人さんの好みの分かる本の探索でも···ふへへ。
(必ずしも紙媒体では無いのは分かってます。という事でパソコンとスマホの中身。ブラウザの閲覧履歴をあされば何とかなりますかね?)
「名人さん?エロ本探して良いですか?」
「おすおすおっすオラ名人!」
「オッケーみたいですね」
その後、アールで十ではっちな本を探索したアメリアは親しい友達にその本の内容を友達に共有するという名人にとって最悪の結果につながったのはまた今度のお話。
·········
······
···
数時間後。
「···んぁあ?」
「あら、名人さん。おはようございます!」
「···な、なんでアメリアさんが?」
「···この会話二回目ですけど」
「···嘘?」
「ホントです。はい、温くなった冷え〇た取り替えますね」
「···ありがとう」
「···いえ!私は名人さんと二人きりで家デートなので···。あと添い寝が楽しかったです!」
···流石にキスはしませんでしたが···。名人さんの初めては私がいただきます!
「名人さん、私、負けませんからね」
「···」
「大好きですよ?」
名人さんの顔がボっと赤くなる。
「じゃあちゃんと寝て下さいね!」
·········
······
···
「···あれは反則だろ···」