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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第9章【転移者】
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閑話~学校パロディ1~

「行ってきます」


朝、いつも通り高校に向かう。高校二年生という学校に行きたくなくなるような世代。それはこの俺にも言える事だった。


家から高校までの道なりは遠く、歩きで30分以上掛かるのだ。他にもっと長い人がいるのかもしれないが俺は辛いのだ。俺は寝起きに距離歩くのが苦手なのだ。


しかし俺の高校生活はある意味充実しているといっていいだろう。俺が所属している高校には学園のアイドル『達』がいる。


俺が二年生になった時急に大量の転入生が入ってきた。それの全員が女性であり、全員が美少女と言うとんでもない自体。


何でも近くにあった女子高が経営破綻してしまったらしい。それでウチの高校に一斉に転入生が来たのだ。


転入生たちはいずれも美少女、これに在学中の男子生徒は湧きあがった。おまけに奇跡的にほぼ全員性格も良いと来た。


『だが』


聞いた話だが幸せを掴むことが出来た人は居なかったらしい。意中の人でもいるのだろうか。


「そうですよ?」

「へー。って誰ですか?」

「私ですアメリアです」

「…」


正直驚いた。ウチのクラスに編入してきたアメリアさんだった。一言で言うと超かわいい。


「はい!これを受け取って下さい!」


そう言って手渡してきたのは多くの手紙。


「皆の分を私が代表して持ってきました!ちゃんと全員分見て下さいね?」

「…?」

「…で、では。私はこれで失礼しますね!」


アメリアさんは俺を残して去って行った。

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