~海水浴4~
大宮能売さんがパラソルを小柄ながらも一生懸命立てている様子を見てグリモとエクスと同じモノを感じてしまった。その後、結局自分の体だけでは立てることはできず、スキルやら何かを使っていた。
「では皆さん、二チームに分かれて下さい」
俺以外の四人(ヤノメも含め)はバレーボールのチームを作っていた。俺はハブられたみたいだ。
「メイジさんは勝利報酬なので今回だけは参加しないでください♡」
「はい」
アメリアにそんな事いわれちゃ断れないですね!
(ちょろいですねメイジさん。胸元を強調するだけでこれですもん)
「それなら···」
俺はアメリアに近づく。
「ひゃ、な、なんですか!!?」
顎を持ち上げ顔と顔を近づける。
「ちょ、ちょっと。キャッ!」
「最近俺の事好き勝手しちゃってない?」
「え、いや、その」
「何時もはやられてばっかりだけど今回は俺からするよ?」
「···ヒャァ」
そのままアメリアに口づける。二人の境界線がなくなったような激しいキス。
『俺がアメリアの心読めるって忘れてない?』
『ふ、ふぇぇん。ご、ごめんなしゃぁい』
そのままアメリアはいろんな暑さと共に砂浜へとダウンした。
やってからいうのも難だけど目茶苦茶に恥ずかしい。これは黒歴史確定だろう。
「ふぇ、す、すごいのです」
「マスター私も!」
「あんなに激しいのを···流石アメリアね」
「さて、これで一人減ったから報酬抜きで出来るな」
「「「それはだめです(よ)」」」
三人に拘束される。
「マスター、それは駄目です。全能神権限で却下します。私が一人側でいいので始めましょう」
「いえーい!」
「メイジとの報酬メイジとの報酬メイジとの報酬メイジとの報酬メイジとの報酬メイジとの報酬メイジとの報酬」
そこからの試合は人外達の試合だった。最初の一発でバレーボールははじけ飛び、ソウちゃんが超強化バージョンバレーボールを作って試合を再会した。しかし、神達の試合に砂浜が耐えきれる筈が無く、アマテラスのサーブ一発で吹き飛んだ。その後バレーに関わる全ての物を強化してから試合は開始した。
ソウちゃんは一人。ソウちゃんは一回しか触ることができないのだ。
「日〇よ死に随え!」
「なんの!ザ・〇ールド!」
「ゴッ〇ブローーーー!です!」
太陽が落ちてきたり時が止まったり何か凄そうなパンチが繰り出される。もう俺はしーらね。
ダウンしたアメリアを日陰に寝かせゆっくり現実逃避した。