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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第9章【転移者】
159/368

~海水浴2~

現在、俺は三人の美女に囲まれている。


「メイジさん」

「メイジ!」

「マスター!」


この超絶かわいい婚約者三神には現在とある問題がある。


「「「感想をお願いします(するわ)」」」


この超絶かわいい婚約者三神は現在水着姿なのである。


いや、水着であることはまだ問題ではないんだ。ここはアマテラスが創造した島。青い空に白い雲、そして砂浜。その砂浜には海の家らしき建物がある。そして絵にかいたような海水浴場だ。これが街中だったらそれは問題だがこの場では変ではない。


問題は着ている水着が()()()であるという事だ。


「どうしてそれをチョイスしたの?」


これを用意したのはアマテラスらしい。


「え?なんでって日本の伝統的な水着がこれって聞いたからなんだけど」

「···アマテラスって一応日本の神なんだよね?」

「私、社長みたいなものにだから細かいのは部下がやってるのよ」

「アマテラスに部下がいたのか!!?」

「あら、あそこの海の家に私の部下がいるわよ?」

「え、わざわざこのために連れてきたのか」


わざわざ来てもらって申し訳ないな。


「いえ、海の家の定員は神界での抽選で決定しました」

「え、抽選ってなに?」

「今回海水浴をするにあたって海の家の従業員を一日だけ募集したところ大量の応募がありました」



·········

······

···



「というわけで海の家での定員を一名募集します。募集期間は今から一時間です」


これにより神界にいる殆どの女性神達が応募し、倍率は一万倍を優に超えた。一人ひとり面接している時間は無いので、完全に抽選にした。更に女神以上は重要な仕事があるためNG。幸運を司る神もNG。講義をしてきた幸運を司る神にはメイジとお話30分券を渡したら喜んで引いてくれた。そうして全能神による厳正な審査によりアマテラスの部下が選出された。



·········

······

···



「という事でパラソルとボールとかを借りに行きましょう」


早速海の家に行くことに。正直アマテラスとか泳げなさそうだし浮き輪は貰った方がいいな。


「こんにちは」

「は、はぁっ!め、めいじしゃん!」


小柄な黒髪の少女が同じくスク水姿で浮き輪を膨らませていた。


「めいじしゃん!初めまして!大宮能売(オオミヤノメ)でしゅ!」




「どうしたのよヤノメ。何時もと違いすぎるじゃない」

「だ、だってあのメイジさまですよ!」

「普段はもっと『私出来ますよ』みたいな雰囲気で仕事してたじゃない」

「それはアマテラス様がメイジしゃまと良い仲になったのを聞いて仕事頑張って昇格したらいつかメイジ様とお会いできると思ったからです」

「まぁ仕事ができるから良いとするわ。これからも頑張ればそういう機会も考えてみるわ」

「あ、ありがとうございます!一生頑張ります!」


仕事のモチベのダシに使われた。

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