表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第9章【転移者】
156/368

~面接3~

side メイジの母親


「じゃ、じゃあ年齢は?」

「年齢···ですか。数えたことが無いので分かりません」

「そ、そう」

「でも少なくとも最低でも"0"は1万個つきます」

「···」


(な、なんなのよこの人!さっきのアメリアさんもそうだけどメイジったら物凄い人たちとお付き合いしている見たいね)


正直アマテラスさんの自己紹介も最初は信じて無かったけれど。やっぱりこの二人も神様なのかしら。全く、どうやって神様と知り合ったの?


「それはですね。名人さんはここ地球とは違う世界に行ったんですよ」

「違う世界···?っていうか私その事聞いたかしら?」

「あ、すみません。心を読んでしまいました」

「···」


·········

······

···


つ、疲れたわ。普通の自己紹介を聞いているだけなのに···。やっぱり神様なのかな?


「うーん。神ではありますね」


···こうして心を読んでくるものだからなんか気が滅入っちゃって。


「とりあえずこれで終わりです」

「はい」


取りあえず名人に話して事情を聞かないといけませんね。




因みに父親はただ見ているだけだった。









side メイジ



ソウちゃんが帰ってきた。面接に向かう前とは顔色は良く、足も震えてはいなかった。


「疲れました。マスター癒してください」


それによって俺はアメリア・アマテラス・ソウちゃんにベタベタされることに。いや嬉しいは嬉しいんだが、もうそろそろ母さん達も帰ってきちゃうだろうし。流石に親の前でベタベタするのは避けたい。恥ずか死する。


『名人ー!ちょっとこっち来なさい!』


遠くから母さんの声がする。お呼び出しのようだ。


「ほら、呼ばれてるから」


俺はアメリア達を引き剥がし向かう事にした。




「名人、貴方違う世界に行ったの?」

「あー、うん。そうだよ」


来客室で母さんと対面する。話し始めてから一番に聞かれた事はこれだった。アマテラスは話していなかったのか。多分アメリアかソウちゃんのどちらが話したのだろう。


「そこであの神様達に出会ったってこと?」

「うん。二人とも神様だよ」

「···そんな神様がウチの名人をねぇ···。まぁこの顔じゃあしょうがないのかな」

「···この際だから話したい事があるんだ」

「···言ってみなさい。そろそろこのぶっ飛んだ話にも慣れてきたわよ」

「···あの三人の他にも紹介したい()()がいるんだ」

「···も、もう人数はいいわ。···まさかだけど···」

「うん、神様も多いよ」

「······」


母さんは頭を抱えた。


父さん(なんてうらやまけしからん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ