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閑話~女神、両親に挨拶を目論む~
『そろそろ十分にメイジさんとラブラブしてきたことですし、メイジさんのご両親に挨拶をしに行きたいですね···』
アメリアは1人、このような事を思案していた。
だがしかし自分には世界を超える力はない。なので世界を超える力を持つ恋人と一緒に訪問すれば問題ない。
「ということなので、全能神様。如何ですか?」
「マスターの両親に挨拶ですか?最高ですね。やりましょう。今すぐやりましょう」
うふふ、最強の後ろ盾を得ましたね。これならメイジさんにバレることなくご両親にご挨拶できますね。
「ならマスターも一緒に連れていかなければいけませんね」
「えっ!?」
「??何か問題でも?」
「い、いえ」
『メイジさんに内緒で外堀を埋める作戦が···』
ふ、ふふ。まぁいいです。メイジさんが見てない所で御両親とお話するだけですから···。