閑話~メイジの悩み~
ここ最近の悩み。皆の夜の営みが激しさを増しているということだ。
「ということでそろそろ俺のキャパシティも限界なのですが」
「「「「「「「「恋人を作ってるのが悪いんじゃないんですか?」」」」」」」」
正論すぎて反論できない。こんな生活が待っているなんて地球にいる頃は考えられなかった···。
「とはいえ、流石に毎日はきついんじゃない?」
「あ゛り゛か゛と゛う゛う゛ア゛マ゛テ゛ラ゛ス゛!!!」
「な、何よ急に!」
「アマテラスのそういう優しい所大好きだァァァ!」
思わず抱きついてしまった。
「そうですね···なら1日1人を相手にするのはどうでしょうか?」
「それだとその間で欲求が溜まっちゃうじゃないのぉ」
「···もう私達···メイジがいないと生きられない体にされちゃったの···」
嬉しいんだが···嬉しいんだけど···!
·········
······
···
そうして皆は夢の中で議論を繰り広げている。
『大丈夫ですよ!私が話を長引かせて休めるようにしますから!』
アメリアがそう言ってくれた。俺は、いつの間にかソウちゃんが膝枕をしてくれたお陰もあってか、今日の夜はゆっくり休むことが出来た。