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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第8章【旧き神、捕獲】
125/368

~変わった神界~

ハスターが神界へ帰還した。これにより、ハスターは2柱だった邪神と認定され、公務をこなしている。


「1日1回メイジの膝枕を給料に求める!」


元々ハスターは仕事がめんどくさい為、神界から離反したのだが、メイジの膝枕という史上の褒美があると言うならいくらでも働くようだ。


「まるで御褒美に釣られて勉強する子供のようね」


とのアマテラスの言葉。しかしアマテラスも1日に1回メイジに会えないと公務のやる気が8割減し、仕事が手に付かない状態である。


「マスターに会えないなら仕方が無いです!」


そしてこれが神々を統べる全能神の言葉。ソウちゃんは力の何割かを使えば世界を維持出来るので他の使ってない全ての力をメイジ関係に宛てているのである。そのせいでコウイが世界に侵入したことに気が付かなかった。


「そうですね、ハスターの帰還を理由にして神界のルールを追加、改変しましょう!」


このソウちゃんの一言でとんでもないルールが作られることになってしまった···。



『メイジに創造神と邪神と同等の権利を得る事を認める』


これはまだマシな方だ、しかし創造神と邪神の権利ってなんなんだ?



『メイジにアプローチするのには以下の条件が求められる』


・容姿鍛錬

・『メイジラブテスト一次試験』を満点得点者のみ話しかける権利を得ることができる

・『メイジラブテスト二次試験』を満点得点者のみ告白する権利を得ることができる


※ただし、メイジからのアプローチにはその限りではない


な、なんだこれ!!?し、試験!!?いつの間にこんなものを!誰がこれを作ったんだ!!?


「私が一番メイジさんを知っているんです!」


どうやら試験問題作成者はアメリアのようだった。因みにどんな問題を···。


「まず身長と体重はサービス問題ですね!」


えぇ···。


「それでメイジさんが最後に食べた料理は常にチェックしないといけないちょっと難しい問題もあります!」


···。


「因みに俺が先に食べた料理は···?」

「ハンバーガーですね、チーズが三枚ほど入った奴です」

「···正解だ」

「えへへ、メイジさんの第一恋人としてこの程度の事は知ってないと!」

「アメリアならそこまで知ってなくてもいいんだけどね···」

「メイジさん···」


久し振りにアメリアと二人きりでいちゃいちゃした。


『むぐぐ···アメリアは恋人ランクで最強···強い···』


途中ソウちゃんの声がした気がするが聞かなかったことにしよう。

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