~事後~
周りには皆の姿、そして不自然に大きくなった部屋とベッド。そしてシーツに残る二つの赤い染み。
「き、昨日は凄かった···」
途中から記憶が無い、スキルを掛けたのは覚えているが···。
「えへー、マスター。大好きですぅ···」
ね、寝言かな?そ、ソウちゃんは初めてだったな···。なんか罪悪感があるな。
「おや、メイジは早起きだな」
声のした方向を見るとやはり何も着ていないコウ···いや、ハスターがいた。
「なあ、メイジの膝枕は最高だとそこの創造神から聞いたんだが」
···創造神···アマテラスかアルケーか···。
「膝枕はと言っても俺がされる方だぞ?」
「む?そうなのか?なら膝枕してやろう。こっちへ来い」
ハスターはベッドの上で裸のままで女の子座りをしている。
「···一応言っておくが俺の恋人たち曰く中毒性が強いらしいから気をつけろよ?」
「フハハハハ!この我がそんな膝枕何かで!」
「···」
·········
······
···
~10分後~
「も、もうだめぇ~もうこれ無しには生きられない~」
予想通りだらけた顔で堕ちました。
「もう反抗とかやめりゅう~。これさえあればどうでもいいのだぁ~」
色々吐いている。なんか反抗する気だったのか。
「もしかしてそれがハスターが言ってた最終目標か?」
「そうなのだぁ。全能神に反抗して世界を支配しようとしたのだぁ。でもメイジの膝枕の前には適わないのだぁ。」
凄いな俺の膝枕。
「ていうかハスターはどういう存在なんだ?ソウちゃんの事を知ってたし。」
「うみゅ?我自身のことを聞いてくれるとは嬉しぃなぁ。そうだな、我は全能神からは『旧支配者』と呼ばれているな」
なんか禍々しいな。
「我わぁ、もともと神だったんだけどぉ。全能神のやり方に離反してぇ。神界から無理やり出て反抗活動をしてたのだぁ!」
もう聞いてもいないのに自分から話し出す始末。あぁもう目茶苦茶だよ!
「えへへぇ、流石マスターです!」
いつの間にかソウちゃんが起きておりこちらを見ていた。
「あ、全能神。我神界に戻るから宜しく」
「もう、処理がめんどくさいんですからもう離反しないで下さいね!?」
「あぁ、この膝枕とメイジが居れば離反なんて無いから安心してくれ」
「マスターの占有は犯罪ですからね?」
「それくらい分かっておるわ」
2人は俺の前で裸で話している。
「敵じゃ無かったのか?」
「マスターの膝枕の為なら納得ですから」
あっはい···。
モンハンワールドたのちいいいいいい