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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第7章【メイジ、教師になる(期間限定)】
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~作戦会議~

ここは神界にあるとある一室。ここでは大物たちが会議をしていた。


「全く、困った上司様だな」


冥界の創造神、サタン。


「メイジの事だから仕方ないのじゃ」


アルケー、同じく創造神で俺の恋人でもある。可愛い。


「仕事が増えて疲れるわね」


アマテラス、同じく創造神で俺とは婚約者筆頭というよくわからない関係である。


「いきなりすぎてびっくりしたなぁ···」


そして当事者の俺、メイジです。


「今回の全能神様の下界への降臨に生じる問題がある」


そう言ってホワイトボードに書かれた問題点。


・強烈な神力により、失神者が多数現れる

・地上に、全能神様の存在が明らかになる

・降臨する際、とてつもない神力により、周囲に物凄い加護が発生する

・機嫌次第で世界が崩壊する


「後を上げたらキリがないがおおざっぱなものはこれくらいだな」

「一番下とかやばいじゃん···」

「全能神様もどうしてこんな事を考えたんじゃ···」

「これが地球じゃなくて、良かった···」

「確かに地球じゃったらもっと大変な事になってたじゃろうな···」


ソウちゃんはギールに来るといった為、ギールでのデートになるだろう。


「ねぇ、これってメイジが全能神様に頼めば全て済むんじゃない?」

「「「···あ」」」


なんでそのことに気づかなかったのか。


「かいさーーーーん!なのじゃ!」

「もう、こんな事だったらもっと寝てるんだったわ」

「俺ももうひと眠りしてくるわ」


解散となった創造神達はそれぞれ仕事なり寝るなりの行動を取った。因みに参加しなかった邪神たちは各々仕事があり忙しいそうだ。創造神より仕事してるぞ。最早邪(笑)神だな。



·········

······

···



「ということだからナ···今はソウちゃんか。地上に迷惑かけないように『二人きり』で『普通』の『デート』がしたいんだ」

『えへへ、マスターがそういうんでしたらしょうがないですねぇ。えへへぇ。偉いこの私が何とかしましょうえへへ』


本当に何とかなったよ。良かった良かった。


「ありがとうソウちゃん。これで思う存分デートが出来るぞ」

『えへへ、いいんですよマスター。私はマスターが頼んだことなら大抵聞きますよ?』

「なんだそれ、俺が相当変な頼みをするかもしれないだろ?」

『えへへ、マスターがそこまで変な頼みをするとも思えませんし、マスターが頼んだことなら大抵実現できますよ?』

「それはソウちゃんの力でか?」

『はいっ!』

「ならそれはもっと他の事に使ってくれないか?流石に俺一人のためにそんな膨大な力を使うなんてもったいなさすぎる」

『えへへ、マスターと知りあってから私の力をどのように配分するのか考えているので大丈夫ですよ♪』

「···そうか。因みに一番割合が多いのはなんだ?」

『えへへ、それは『マスター関連』で70%ですよ!』


この配分を低くしてもらうために好きなだけ手を繋いでデートすることで決着した。

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