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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第7章【メイジ、教師になる(期間限定)】
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~当て馬中ボス(ザコ)~

「あぁそうか、お前は途中で出てくる勝てないライバルキャラなんだな?ハハハ、それなら納得だ」


こいつ、大丈夫なのか?縛られながら変な事を言ってるから心配になってきたぞ。


「なぁ、お前がライバルキャラなら俺に魔法教えてくれよ」

「うるさいな、取り合えずどうしてこんな事をやったか吐いてもらおうか『使役』」

「うっ·········一人人質取って脅してクラスの女の子とヤリまくるつもりでした」


こいつ、現実でそんなことしようとしたのか。周りの女性達ドン引きだぞ。


「とりあえず眠っとけ『催眠』」

「あぁぁぁぁ······ミカエルせんせぇprpr···」

「気持ち悪いです···」


ミカエル先生からの熱いバッシング。まぁ当たり前だがな。流石にキモいわ。


「メーイージーー!」


遠くから聞こえてきた声に振り向くと他の先生達を連れてきていた。後はテキトーに先生たちに任せればいいだろう。


『マスター、ちょっといいですか』

ん?なんだソウちゃん。自分からなんて珍しい。

『さっきマスターがやっつけた奴を保管しておいて貰えませんか?ちょっとこいつらが地上の人々にバレるのはまずいので···』

ほーん···まぁソウちゃんがそういうなら回収しますかね。


俺はスキルでちゃちゃっと死体を回収し、ここにいるシューン以外の全ての学園関係者に対して洗脳し、ここには大量のオークがいた事になった。オークの死体は『創造』で作りました。こんな気色悪いものを作る事になるなんて···。



·········

······

···



それからというもの、学園での俺の授業は変わった。もう少しで期間が終了するというのに···。


「メイジ先生はいつになったら私達のお誘いを受けてくれるんですか?」

「そうですよ!私達はいつか政略結婚に利用される身です···」

「ならハジメテはメイジ先生に貰って貰おう!という事にクラス女子でなりました!」

「お前ら大丈夫か?そんなの無理に決まってるじゃないか。大体親が許さないだろ。というか学生と講師なんて無理に決まってるだろ」

「確かにメイジ先生は講師ですけど年齢はあまり変わりません。親になんて後で言えばいいんですよ!そしてメイジ先生はもう少しで講師を辞めます。辞める寸前なら大丈夫ですよ!」

「さすがにそういう訳にはいかないだろう!」

「でも同じ生徒であるアイシスちゃんとは致したんですよね?」

「あ、あれは色々と特別な事があって拘束されたんだよ···」

「メイジ先生を拘束できる人なんているんですか?」

「うっ···それは」


まさかアメリアやアマテラスの事をいう訳にも行くまい。これまずくね?


「た、退散!」

授業が終わった放課後という事もあり、俺はクラスの女子全員に追跡されることになりそうだったので、現在試験採点中で入れない講師室へ逃げ込む。


──────私達は諦めませんからね!

──────絶対にハジメテを貰ってもらいますから!


「大変そうですね」


講師室に逃げ込むと、ミカエル先生が出迎えてくれた。


「あぁはい、もう休み時間は辛いです···」

「えへへ···感謝しないとですね···」

「え?」

「さぁ、私とラブなホテルに!」

「はぁ!?」


メイジに辞めるまで学園でシューン以外に味方はいなかった。

福袋は四騎士の方引きます。狙うは水着ネロとマーリンと謎のヒロインXとジャックとクーフーリンオルタとメルトリリスとアビーです。


被るのだけはやめてくれよ…。

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