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女神の恋人  作者: おうどん(きしめん)
第7章【メイジ、教師になる(期間限定)】
105/368

~旧き者の呼び声~

「ぐふぅ」

「同士よっ!流石にこれは良くないぞっ!」

「サイテー」


あれよあれよとロープで拘束されている俺です。どうしてこうなった···。


「私達に卑劣な事をしようとしていたに決まってるわ!」

「私あなたの事が生理的に受け付けません」

「もうメイジ先生で良いんだけど。すっごいイケメンだし」


クラスの女子からの総攻撃を受ける俺、泣きたい。だが、ここから一発逆転するのが俺の主人公力!メイジとか言うイケメン新任野郎には負けねえぞ?


「『素に邪獣の血、礎に我が残身たる欠片、之を以て邪なる者への触媒とせよ。我は求める、この世成らざる地なる血統を、外なる神よその聖なるしもべ達を我に与えたまえ いあ! いあ! はすたあ! はすたあ くふあやく ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ あい! あい! はすたあ!』」


ごっそりと魔力が持っていかれる。だが転移してレベルアップした俺なら!


「『いあ! いあ! はすたあ! はすたあ くふあやく ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ あい! あい! はすたあ!』」


生徒を取り囲むように現れる数多の魔法陣、黄色く輝く魔法陣からは俺より二、三倍はありそうな蜂のような生物が何匹も現れる。しかしその体には人間のような皮膚と目、爬虫類のような耳と口、鋭い鉤爪が付いた手足を左右2本を持っている。


「キャーーッ!」

「なんておぞましいの···」

「あ···あ···あ···」


女子生徒、男子生徒問わず腰が抜けている者や寝ているものや勇敢に戦おうとする者。


「ふ、フハハハハ!これが悪落ち主人公というものだぁ!やっちまえ!」









「そんな大胆な行動を俺が見逃すわけないだろ」

「はっ?」

「『神防結界』」



─────────────────────────────────────────────

side メイジ



「『五重神防結界』」


生徒達と蜂のような化け物の間に結界を施す。


「「「「「先生!」」」」」

「おう、今から全部ぶっ飛ばすからここから出るなよ」


さて、どうやってこいつらぶっ飛ばそうかな。『神眼』


???

年齢??歳 ? 種族 ???


【ステータス】

Lv.50

体力 1000/1000

筋力 1000/1000

防御力 1000/1000

運 15

魔力 1000/1000


【スキル】

かぎ爪(中) 吸血(大) 


【加護】

????の加護(中)


【称号】

????の眷属



んん?なんなんだコイツ、神眼でもステータスが読めない場所があるぞ?まぁステータスは雑魚っぽいしどうしようか。


どうするか考えていると数十匹もの怪物が周りに殺到してくる。


「あ『反発』」


蜂の様な怪物は自身のかぎ爪を振りかざしてくる。


「キャッ」


生徒達は思わず顔を背ける。が、かぎ爪はメイジの体に当たる前に何かに邪魔されたかのように反発してしまう。よし、これならいけるだろう。


「こい!エクスカリバー!」


【武器】を使用し、エクスカリバーを取り寄せる。


『ちょっと、いきなり何よ···』

「行きなりすまん、とりあえずコイツら倒すの手伝ってくれ」

『え"···なんなのコイツら、気持ち悪いんだけど。斬りたくないんだけど』

「そこを何とか!なるべく周りに影響及ぼしたくないんだ!」

『な···なら条件があるわ』

「条件か···なるべくできる範囲で頼むぞ?」

『わ、分かってるわよ···、えっと···私と一日ずっと二人きりでいなさい!24時間 1440分 86400秒きっちり!』

「分かった、それくらいなら」

『ならいいわ···えへへ』

「よしなら頼むぞ?」

『まっかせなさい!聖剣としてこんな雑魚に後れを取るわけにはいかないわ!』


エクスカリバーを構え、一閃する。


──────ザンッ


その一閃で半数以上の怪物の首が飛んだ。即死だろう。


「ほら、変な体液が付く前に引いちゃえば問題ないだろ?」

『そうね、ほらちゃっちゃとやっちゃいましょう?甘いモノが食べたくなってきたわ』

「ほいほい、終わったら食べに行くか」

『(デート···?)』



·········

······

···



「や、やっぱすげえよ先生」

「あんなに強そうな怪物達を一瞬であんなに···やっぱりカッコイイ···」

「素敵!抱いて!」

「ふふふ···流石私のメイジ様!」


怪物たちの殲滅は一分ほどで終わった。あっけなさ過ぎた。敵を倒し終わったので結界を解除したら生徒たちに囲まれ、もみくしゃにされた。苦しい。


『ちょ、苦しい!出して!』

「ちょ、待って」


俺は『飛行』を使い空中から脱出した。こいつらは周りに化け物の死体があるのにこんなにはしゃいで大丈夫なのか?


「メイジ先生!」

「あ、ミカエル先生。こういうのどうすればいいんでしょうか」

「そんなことより!助けてくれてありがとうございます!」


ミカエルさんに抱き着かれる。確かに普通の人ならあれは怖がって普通だろう。まだ腰が抜けて立てない人もちらほらいる。このクラスの担任とか。


「ふざけるなぁっ!!」


そんな和やか?な空気を切り裂くように怒号が響いた。その声がしたのは先程、生徒たちの中心にいた黒髪の人物から。


「なんだよあれはっ!あんなのチートだろ!あんなの主人公でも勝てねぇよ!」


···?いきなり喚いて何を言っているんだ?主人公?

クリスマスです。はい。クリスマスに執筆です。はい。(´;ω;`)。






メイジの『被害をそらす』消費MP99999 SAN値はスキルにより減少0

???の『かぎ爪』35%=>83 失敗

???の『かぎ爪』35%=>9 成功

2d6=>4

『被害をそらす』によりダメージ無効。

???の『かぎ爪』35%=>79 失敗

???の『かぎ爪』35%=>1 クリティカル

ダメージ倍です。

4d6=>15

『被害をそらす』によりダメージ無効。

·········

······

···

メイジの『剣術』100%=>56 成功

30d10+20+DB(13d6)=>189+20+50=>259

スキルにより範囲内全体攻撃です。



メイジ君クトゥルフ神話TRPG出たらハ〇ターより強そう。

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