七. 補習
前回の後書きで書かせていただいた予告とかなりそれてしまった……
すいません!!
自分なりにギャグ詰め込みました。
では、七話どうぞ
「じゃあ風丸君はあそこの席に座って」
「はい」
矢筈の隣は八千代だった。
「よろしくね、風丸君。私は如月八千代」
「よろしくお願いします。如月さん」
~数学の授業~
「じゃあ、この問題を……風丸。解いてみろ」
「はい!!!……」
(分かってないな……あいつ)
そんな時、八千代が紙に書いて渡すのが見えた。
(あいつ死んだな……)
「x=アルファベットです!!」
「あほかー!!」
鈴木先生の必殺チョーク投げ発動!!
「そんなこと知ってるわ!!じゃあ八千代!!」
「x=xです!!」
「でしょうねー!!」
鈴木先生の必殺チョーク投げ発動!!(本日2回目)
「x=xなんて当たり前だろーが!!んじゃあ和月!!」
「x=5」
「正解です!!」
鈴木先生の必殺チョーク投げ発動!!(本日3回目)
(何故投げる……)
こうして波乱の数学の授業が終わった。
「ったく……何で2人は中学生レベルの問題が分からないんだ……」
「作者が理解してないから?」
「悲しいことを言うな。八千代」
3人は昼休みなので、屋上で昼食を摂っていた。
「それよりさ水裟。風丸君と知り合いなの?」
「ん……まぁ……ちょっとね……」
天国で知り合いました!!なんて言えない……
「そ……それよりさ八千代!!モタモタしてたら焼きそばパン売り切れるよ?」
「それは大変だ!!行ってきます!!」
八千代は売店を目指してダッシュして行った。
「……で、矢筈。理由を聞こうか」
「姫の側近であるからには、常に側にいなきゃいけないじゃないですか!!」
「だからってわざわざ学校に来なくても……」
「だって王が行けって。僕も学校に来てみたかったですし」
「はぁ……まぁいいけどさ、地上の勉強分かるの?」
「八千代さんという心強い味方がいます!!」
(分からないんだな)
そう思った水裟は教科書(歴史)を開いた。
「何をしてるんですか?姫」
「放課後、八千代と一緒に勉強するぞ」
「お願いします!!」
「あと地上では、姫って呼ぶな。和月さんか水裟さんでよろしく」
「じゃあ、水裟さんで」
昼休みは終わり、授業が始まった。
~放課後~
教室に残った水裟と矢筈と八千代は早速勉強をし始めた。
「んじゃあいくぞ。鎌倉幕府は何年?」
八千代の解答。
「794ウグイス鎌倉幕府!!」
矢筈の解答。
「定年」
「あほか、お前らは。いい国つくろう鎌倉幕府でしょうが。八千代はこの前もこう答えたよな」
「だってさ、794年でしょ?」
「それ平安京。そして矢筈だが……何だ?退職でもするのか?」
「しませんよ」
「がちでそう答えるとは思わなかった」
「続いて第2問。聖徳太子が定めた役人の心構えを示すものを何というでしょう?」
八千代の解答。
「役人の心構え」
矢筈の解答。
「憲法」
「矢筈が意外とおしくてびっくりしたけど、正解は十七条の憲法。八千代はもう論外だ」
「そんなことないよ~。作者でも分かるんだよ?」
「お前は作者より馬鹿だ」
「めっちゃショック……」
「……思った以上に……馬鹿だったことが分かった」
「「ズ~~~ン……」」
「これは、あの人に協力してもらうしかないな……」
「「あの人?」」
「ああ、生徒会長の、『朝希雛流』にな」
「「まじですか……」」
生徒会長登場!!!!
理由は、生徒会長って人気なイメージがあるから!!!
3連休中には1回更新したいと思っております。
では!!!
P.S.
僕は八千代と矢筈ほど馬鹿ではありません。