十七. 地獄の攻撃
遅れてすいません。
急展開の十七話です。
まずは3位決定戦。2-B対2-Dだ。
水裟、矢筈、八千代の3人は凄い殺気が出ている。
(ふふふふふ……須永……お前はもう面白いことを言ったら笑の水氷心を持つものなんだ)
(そうですよ。だからさっさと面白いことを言ってください!)
作者にとっては凄くハードルが高い。
試合開始の笛が鳴る。
八千代がまずボールを投げたが、とってもへにょへにょ。
しかし、Bクラスの男子に当たった。
結局2-Dが勝利した。
しかし、須永の良さが見えないまま終わってしまった気がする。
4人がここまでか……と思ったその時……!
グラウンドの方からとても大きな音がした。
皆は慌てて体育館から飛び出る。もちろん4人もだ。
しかし4人は避難をせず、グラウンドへと走る。
そこにいたのは……
「矢筈。何だあれは?」
「あの黒いドラゴンは……地獄のドラゴンなのでは……」
地獄のドラゴン。
それは地獄に住むドラゴンで、とてつもなく大きな破壊力を持っている。攻撃、防御、全てがトップクラスの最強のドラゴンだ。
「もしかしたらですけど……地獄側の攻撃はもう始まってるかもしれません」
「そんなことないでしょ?地獄の人たちは1ヵ月後に天国に攻めると言ったんだから」
「天国にはですね」
地獄の者は、天国に1ヵ月後攻撃をすると言っただけだ。地上を攻撃するのは、約束をやぶってはいない。
「ひとまず……戦うしかないな」
そう言って水裟は、和の水氷輪の型になり、水氷扇を取り出した。
それに続いて、矢筈は剣を取り出し、雛流はツインガンを取り出し、八千代はビー短(ビームソードの短剣ver.)を取り出した。
矢筈と八千代はドラゴンに接近し、剣を振り続ける。
水裟と雛流は、遠くから攻撃をする。
しかし、ドラゴンはやはり強すぎる。
びくともしないドラゴンは、怒りながら攻撃をしてくる。なぎ払ったり、炎を吐いてきたり、上空からの突撃だったりだ。
そこで矢筈は雛流の元へと行った。
「雛流さん!」
「OK!」
「雷剣!」
矢筈の剣に雷をまとわせた。
そして雛流のツインガンに雷を注入する。
雛流はツインガンをドラゴンに向けた。
『電磁砲!』
ツインガンから一直線のビームが出る。
ドラゴンに直撃した。
しかしドラゴンは、あまり食らっていない。
(電磁砲でも無理だったら……どうすれば……)
水裟は心の中で考えた。
このままだと確実に4人は死ぬ。それどころか、学校だって滅ぼされる。
この状況を切り抜ける方法は1つしかなかった……
次話は1週間後くらいになると思います。
というのも、テストがあるので……
この1週間は勉強に専念したいと思ってます。