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鬼を退治せよ
さらっと書いてますが、残酷な描写が含まれます。
苦手な方は読まずにスルー推奨です。
昔々、あるところにお爺さんとお婆さんと桃太郎が住んでいました。
桃太郎は大きくなると、村の人々の安全を守るため、自警団に入り訓練に励むようになりました。
自警団には、桃太郎たち若者に対して非常に厳しく指導する「鬼」教官がいて、桃太郎たちは不満を持っていました。
あるとき、桃太郎は同じ自警団の仲間である犬山、猿川、木島と徒党を組み、鬼教官を襲いました。
亡骸になった鬼教官の所持金を奪った桃太郎たちは、自警団の他の仲間たちも交えて宴を催し、鬼教官がいなくなったことを祝いました。
それ以来、自警団を厳しく指導する者はいなくなり、桃太郎たちは幸せに暮らしましたとさ。