表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

90/110

90 空き地公園

Mノベルズ様より、書籍発売中です。


マスター「空飛ぶデカブツの物珍しさに誘引されて、変な害虫が寄ってきちまったが、我らが誇る次期領主様ご自身の手によって駆除された!」

マスター「今ここに、いけ好かねぇ教会の、金の亡者の権威は失墜した!」

マスター「空を飛ぶという貴重な経験もできたことだし、今日という日はオレにとって、悪くねぇ一日になったぜ!」

マスター「ということでオメェら、【ネッツキッキュー】とベアトリスお嬢様に、乾杯だ~!」


「「「「「「「「「「ウオォ~ッ!」」」」」」」」」」


こんな感じで、オトナのひとたちがやんややんやと盛り上がる中、お子様組のワタシたちは、そろそろスタミナ切れ。

特にお夕飯を食べてお腹いっぱいになったおチビなワタシは、今日もお昼寝をしていないこともあって、もうすっかりおねむです。

ビーちゃん様による断罪劇の興奮冷めやらない、まさにお祭り騒ぎの中、お子様組はお先に失礼とばかりに、そっと会場を後にします。

ワタシもねぇねとおにぃに手を取られて、ビーちゃん様へのお別れのご挨拶もそこそこに、すぐ近くのワタシたち3人のお家に引っ込んじゃうのでした。


そしてその翌朝。

いつもより言葉少なに朝食を終えたワタシたち3人は、その主因たるおにぃを囲んでの、朝食後の野草ティータイムです。

昨日、【熱気球】のお祭りに現れたオジャマ虫さん、教会のでっぷり司祭さんを目にしてから、あきらかに様子がおかしいおにぃ。

それでもワタシとねぇねは、おにぃを問いただすような真似はしません。

おにぃからお話をしてくれるまで、じっと、そっと、ただ待つだけなのです。


おにぃ「・・・」


ねぇね「・・・」


「・・・」


おにぃ「2人はもう、気づいていると思うけど・・・」

おにぃ「実はオレ、昨日来た神父と、昔、ちょっとあったんだ・・・」


こうしてポツリポツリと語りはじめたおにぃは、数年前にあった出来事を、無表情で淡々と教えてくれました。

この町をはやり病が襲ったこと。

その影響でおにぃのご両親が神様の御許に召されたこと。

そのとき、それまで懇意にしていたあの太っちょ神父(司祭)さんから、酷い裏切りを受けたこと。

詳細までは教えてくれませんでしたが、おにぃの言葉の端々からは悔しさがにじみ出ていて、聞いているワタシまで手を固く握りしめてしまうくらいでした。

ねぇねに至っては、憤懣やるかたなしといった感じで、かわいいお目目を真っ赤にしていました。

ちなみにあの太っちょ神父(司祭)さんは、昔はもう少しスリムだったようで、ここ数年で金銭的にも脂身的にも、まさに私腹を肥やしちゃったみたいです。

ワタシとねぇねに話し終えたおにぃは、肩の荷が下りたような、なにかから解放されたような、そんな表情になりました。

きっと、ため込んでいた気持ちを吐き出して、気が楽になったのでしょう。

昨夜のようなピリピリ感もとげとげしさもなくなり、雰囲気もいつもより気持ち柔らかくなったように感じられて、いつも以上に優しいおにぃに戻ってくれました。

そんないつもよりちょっとおセンチな朝のひと時を終えたワタシたち3人は、ここ最近の重点目標である、【三輪自転車】と【リアカー】の納品完了を目指すべく、ハンターギルドの裏庭の広場へ今日も出勤です。

徒歩15秒で到着したその目的地は、昨日のお祭り騒ぎがうそのように静まり返っていました。


「あっ、【熱気球】がなくなってる」


きっと、ビーちゃん様が呼び寄せた数十人の衛兵のみなさんがいい仕事をしてくれたのでしょう。

【熱気球】は影も形もありませんでした。


ねぇね「宴会のテーブルとか椅子とかも、全部片付けられてるね」


そんなお話をしていると、おにぃがハンターギルドの建物の方へ走り出しました。


おにぃ「どうせ必要になるだろうから、オレ、今からアイリーンさん呼んでくるな~」


ワタシの思考を先読みしたかのようなその行動力。

先程事情を話してくれてから、なにかが吹っ切れたようになったおにぃは、以前にもまして気配り上手になっちゃいました。

さすがワタシのおにぃだと、感心しながらねぇねと2人で待っていると、ワタシたち3人の専属アイリーンさんと、そして食堂の強面マスターさんも、いつものようにもれなくセットでご登場なのでした。


マスター「よっ! 昨日はいい経験させてもらったぜ! ホント、いろんな意味でな?」


アイリーン「おはよう! 昨日は楽しませてもらったわ~。もちろん、いろいろな意味でね?」


これはつまり、お空の散歩だけではなくて、ビーちゃん様による例の断罪劇も良い娯楽になった、きっとそういうことなのでしょう。

アイリーンさんもマスターさんも、今朝はなんだかいつにもまして、とても晴れやかで良い笑顔です。

なにはともあれ、アイリーンさんが来てくれたので、早速、【想像創造】で【三輪自転車】と【リアカー】の納品をしてしまいます。



【オトナの三輪車 マウンテントライク24インチ 7スピードギア リアショッピングバスケット付き 赤色 43,900円】×25 1,097,500円


【オトナの三輪車 マウンテントライク24インチ 7スピードギア リアショッピングバスケット付き 青色 43,900円】×25 1,097,500円


【オトナの三輪車 マウンテントライク24インチ 7スピードギア リアショッピングバスケット付き 黄色 43,900円】×25 1,097,500円


【アルミ製折り畳みリアカー ノーパンクタイヤ仕様 全長240×全幅116×全高81cm 質量40kg 耐荷重350kg 89,800円】×12 1,077,600円



連続4回の【想像創造】で、一気に創り出しちゃいました。

今回の納品で、【三輪自転車】は、赤色、青色、黄色の各々合計91台ずつになりました。

【リアカー】は、合計44台になりました。

【三輪自転車】は目標の100台ずつまであと少しです。


アイリーン「おチビちゃん、お疲れ様。【三輪自転車】はあと少しで納品完了ね?」


マスター「ほぉ? 思ってたより早いペースだな」


「うん。早く納品して、早くみんなに使ってほしいの」


そんな納品後の歓談をしていたら、おずおずとおにぃがワタシに話しかけてきました。


おにぉ「おチビ、あの、納品が終わったばかりで悪いんだけど、オレ、折り入ってお願いしたいことがあるんだ」


しかも珍しいことに、なんと、おにぃがワタシにお願いごとをしてきたのです。

いつもおにぃに文字通り『おんぶにだっこ』なおチビな身です。

おにぃのたってのお願いとあらば、ワタシにできる範囲であれば、なんでもかなえる所存のワタシです。


「なぁに、なぁに? ワタシにできることなら、どんどん言ってね?」


おにぉ「おチビ、ありがとう。実は、今朝の話にも関係してるんだけど・・・」

おにぉ「昨日、【ネッツキッキュー】で飛んでるとき、ビーちゃん様と町の空き地について話していただろ?」


「えっと、町の空き地に公園を作るお話のこと?」


おにぉ「そう、それ。実は、オレが前に住んでたところって、今は立ち入り禁止になってるんだけど、たぶんその空き地だと思うんだ」

おにぉ「できればそこに、おチビの遊具をいっぱい置いてほしくて・・・」

おにぉ「誰でも遊べる賑やかな場所になったらいいなと思ってさ」


「イイねそれ! うん、そうしよう!」

「それじゃ、まずは相談だね!」


ということで、大好きなおにぃのためならばと、即快諾、即行動。

早速、そのあたりのことを裁量できそうで、かつ、ワタシたちが相談できる唯一の人物にコンタクトを試みます。

まずは、いつもポシェットに忍ばせている【トランシーバー】を取り出して、一か八かビーちゃん様に呼び掛けてみます。


『ビーちゃん様、ビーちゃん様~。聞こえますか~』

『ビーちゃ――』


ベアトリス『え? おチビちゃん? どうしたの? おチビちゃんから【電波】してくれるなんて』


なんとも幸運なことに、【トランシーバー】からビーちゃん様のお返事が聞こえてきました。


(よかった~。ビーちゃん様に無線がとどいた~。ツイてるね~)


ここは身分制度がある世界です。

貴族と平民の間には、目に見えるモノ見えないモノも含めて、大小さまざまな『区別』があることでしょう。

例えおともだちになったとはいえ、庶民の、しかもちょっと前までバリバリのスラムっ児だったワタシたちが、お貴族様のビーちゃん様に『こちらから』会いに行くとなれば、それはかなりハードルが高い『難題』です。

数日待たされるぐらいなら良い方で、最悪、門前払いされていたかもしれません。

それだけに、【トランシーバー】で気楽にビーちゃん様と連絡がとれたことは、ワタシにとって『儲け物』でした。

直接会わなくても離れたひとと『通話』ができちゃう【電波】魔法と【トランシーバー】は、この世界の常識やルールの『抜け穴』、もしくは『裏技』と言えるかもしれません。

まるで、おチビな体でスルリと大きなハードルの下をくぐり抜けるように、『お貴族様との面会』という『難題』を【トランシーバー】という『裏技』であっさりスルーしちゃった、おチビちゃんなのでした。

なにはともあれ、お目当ての人物と連絡がとれたこの好機を逃さないため、巧みな話術(ただのお願い)で早速交渉開始です。


『ビーちゃん様、あのね? お願いがあるの。聞いてくれますか?』


ベアトリス『おチビちゃんのお願い? もちろんいいわよ? お友達だもの。それでどうしたの?』


『実はね?――』


そうしてワタシは、今朝聞いたおにぃのご両親のことや、昨日の太っちょ司祭さんとのこと、そして、以前おにぃが住んでいた場所が町の空き地になっていて、今は立ち入り禁止になっていること等をできるだけ丁寧に説明しました。


『それでね? おにぃが住んでいた場所にね、遊具をたくさん創り出して、みんなで使えるようにしたいの』


ベアトリス『その遊具って、おチビちゃんのお家にある遊具のことで合ってる?』


『うん。そうで~す』


ベアトリス『それって、昨日【ネッツキッキュー】で空から町を見ているときに、私からお願いしたことじゃない!』

ベアトリス『もちろんいいに決まってるわ! むしろ、是非ともお願いね?』


『ホント? ありがと~』


ベアトリス『立ち入り禁止になっているということは、オニール君の住んでいた場所は、たぶん一番被害が大きかったあの地域ね・・・』

ベアトリス『よしっ、今から向かうわ! その空き地に現地集合ってことでいいかしら?』


『うん。お願いしま~す!』


即断即決のビーちゃん様、話が早くて助かります。

すると、その【トランシーバー】でのやり取りが聞こえていたのか、マスターさんが提案をしてくれました。


マスター「なるほどな、状況は大体理解したぜ」

マスター「とりあえず現地までの道順を教えてくれ。オレが全員送ってやっからよ」


今日もマスターさん操る【三輪自転車】にけん引された、【リアカー】の人力タクシーが活躍してくれるみたいです。

前世の『アッシー君』ではありませんが、おチビなワタシにはとてもありがたい申し出です。

そんな訳で、おにぃによる道案内のもと、早速現場にやってきたワタシたち3人とアイリーンさんとマスターさん。

到着したその場所は、数軒分のお家の跡地をひとまとめにした感じの、ちょっとした広場のようなところでした。

そしてそこでは、ビーちゃん様から指示をうけているのか、どこか見覚えのある、たぶん昨日の『【熱気球】祭り』に来ていた衛兵のみなさんが、あれこれとせわしなく作業をしていました。

ワタシたちに気づいた一部の衛兵さんは、手を上げてわざわざご挨拶までしてくれます。

そんなフレンドリーな衛兵さんたちに手をフリフリお返事しつつ、あたりを見渡してみると、立ち入り禁止の立て看板等は見当たらず、今は誰でも自由に入れる状態のようです。


「広いところだね~」


ねぇね「お空から見た時より、とっても広く感じるね?」


おにぃ「何軒かの土地をひとつにまとめて均したみたいだから、正確には分からなくなってるけど、たぶんこの辺りがオレが前に住んでいたところだと思う」


そう言っておにぃが指し示した場所は、その広場の中心付近でした。

そうこうしていると、ワタシたちよりちょっと遅れて、ビーちゃん様も到着したみたいです。


ベアトリス「みんなお待たせ~」


「ビーちゃん様、こんにちは~」


「「こんにちは~」」


アイリーン「いえいえ、我々も今来たところです」


マスター「お嬢様! 昨日はホント、お疲れ様でした!」


ベアトリス「そんなことより今は遊具よ! どんな広場になるのかしら。ワクワクするわ~」


そんな感じでご挨拶もそこそこに、早速広場に設置する遊具についてのブリーフィング開始です。


「ビーちゃん様、どんな遊具をどこにけばいいの?」


ベアトリス「う~ん。正直何をどうすればいいのか分からないけど、とにかく楽しく遊べるようにしてほしいわね」

ベアトリス「なるべくいろいろな種類の遊具があればうれしいかな?」


ここで珍しく、普段はあまり出しゃばらないおにぃが、控えめながらも意見を口にしました。


おにぃ「あっ、あの、中央の場所は、何もない広場にするのはどうですか?」

おにぃ「広場があると、後々いろいろな使い方ができると思うんです」


マスター「ほぉ、悪くねぇ意見だな」

マスター「坊主もそこそこ頭が回るじゃねぇか」


おにぃ「あ、ありがとうございます」


アイリーン「いいんじゃないでしょうか。広い場所を確保しておけば、いざという時の避難場所にも使えますしね?」


ベアトリス「う~ん。そういうことなら、この土地の外側に沿って遊具を設置する感じになるのかしらね?」

ベアトリス「おチビちゃん、そんな感じでお願いできる?」

ベアトリス「遊具の種類はおチビちゃんにお任せするわね?」


「は~い。わかりました~」


ということで、おチビなワタシは空き地の外周をちょこちょこ歩きながら、いろいろな遊具をえっちらおっちら設置して回ります。


トテテテテテ

「まずは、一番人気が出そうな【ブランコ】を2つ【想像創造】!」


【スチール製屋外2連式ブランコ 全幅4500mm×高さ2000mm 樹脂座面 391,000円】×2 782,000円



とことことこ

「次は、定番の【すべり台】を【想像創造】!」


【一面式すべり台 中型 高さ1800×巾5160×奥行き1000mm スベリ面3.6m(ステンレス曲げ加工) 298,000円】



てくてくてく

「続いて、前世の公園でよく見かけた、【うんてい】を【想像創造】!」


【山型うんてい 長さ5000mm×高さ2040~1630mm×幅900mm ステンレス製 413,600円】



ぽてぽてぽて

「そして、体育でもおなじみの【鉄棒】を【想像創造】!」


【屋外用 3連低鉄棒 長さ5400(1800×3)mm×高さ900、1100、1300mm ステンレス製 333,000円】



たよたよ・・・

「さらに、棒を続けて【登り棒】を【想像創造】!」


【屋外用 傘型はん登棒 全幅2000mm×全長2000mm×全高2000mm スチール製 349,000円】



よっちよっち・・・

「今度は、ゆったり遊べる【シーソー】を【想像創造】!」


【屋外常設 シーソー 2人~4人用 長さ3020mm×高さ550mm×幅500mm スチール製 タイヤ2輪付 250,000円】



のっそのっそ・・・

「最後は王道、【ジャングルジム】さんを【想像創造】!」


【屋外用 4×5段ジャングルジム 全幅1720mm×奥行き2150mm×高さ2150mm スチール製 436,000円】



ペース配分を間違って、後半は足取りがかなりあやしくなっちゃいましたが、どうにかこうにか空き地をぐるっと一周して遊具を設置し終えることができました。

【想像創造】を本日最後の11回まで使い果たして、前世でお馴染みの遊具さんたちが、そこそこ広い空き地の周りにズラリと勢ぞろいです。


「じゃんじゃじゃ~ん。ビーちゃん様、できました~」 d(^o^)b


ベアトリス「おチビちゃん、やるじゃない! ただの空き地が見違えちゃったわ!」


ねぇね「すご~い! たくさん遊具があって、目移りしちゃうね~」


マスター「改めて見るとスゲェな、おチビのあの能力」(コソコソ)


アイリーン「ホントよね、おチビちゃんって、反則級よね?」(ヒソヒソ)


ベアトリス「あら? おチビちゃんたちのお家になかったモノもあるのね? もしかして、新作なの?」


「そうで~す。子供でもオトナのひとでも遊べるモノを用意してみたの」


ベアトリス「そうなの? それは早速、試してみなくちゃ!」


珍しいもの好きでお遊び大好き、そんな元気印のビーちゃん様は、すかさず、はじめて見る【うんてい】に突撃しはじめました。

そんなビーちゃん様を見送りつつ、ワタシとねぇねは、感慨深げに立ち尽くしているおにぃのそばに、そっと近寄ります。


「おにぃ、どうかな?」


おにぃ「あ、おチビ。たくさんの遊具、ありがとな」

おにぃ「おかげでこの広場も、寂しい場所じゃなくなったよ」


ちょっと目に涙を溜めて、ワタシにお返事してくれたおにぃ。

きっと、この場所で過ごした日々のこと、ご両親とのことを思い出していたのでしょう。


ねぇね「もうここは何もない広場じゃないね? みんなの楽しい公園だね?」


おにぃ「誰もいない空き地だったこの場所が、みんなの公園に・・・」

おにぃ「たくさんの人が来てくれるといいな・・・」

おにぃ「騒がしいぐらいに賑やかになるといいな・・・」

おにぃ「きっとその方が、父さんも母さんも寂しくないだろうし・・・」


「そうだね、いろんなひとがきてくれて、みんなで楽しく遊んでくれるといいね?」


ワタシの大切なおにぃの、大切な思い出がつまったこの場所は、ついさっきまで、誰も寄り付かない寂れたただの空き地でした。


(これからは、笑い声がいっぱいの、陽気で開放的な場所になってほしいな~)


今にも涙がこぼれ落ちそうなおにぃのお顔を見上げながら、おにぃの願いがかなうといいな、そう思うおチビなワタシなのでした。


Mノベルズ様より、書籍発売中です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ