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異世界召喚は人権をなんだと思っているのか。

前回の問題の答えは、


テンプレすぎるという言葉は認めません。


「テンプレすぎる」


さようなら


「いやだ!」


「まだ読み終わってない!!」

 



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「「「おぉ〜」」」


「異世界召喚は成功ですな」


「勇者と賢者の誕生だのぅ」


「では起きる前に隷属の首輪を」


カチャリ カチャリ


「これで最強のコマの完成ですな」


「余のためにせいぜい死ぬまで働いて貰うとするか」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「う〜ん、あれここは?」


「目が覚めたか異界の者よ」

「余はルーフロース王国第23代トラッシュである」

「控えよ」


目の前には縦に地面に刺さっている鉄の棒が何本かある。

そう、つまり、牢屋である。

その前には王冠を被った自称王様が立っている。

本当に異世界に来てしまったのだろうか?

ドッキリであって欲しい。

だが、なぜ牢屋にいるんだ?


「う〜ん」


ふと隣を見ると首輪をつけた男が体を起こしていた。

だがなぜ首輪?

立ち上がろうとすると首元でジャラリと音がなった。

見てみると、首輪だった、、、


「ふむ、気がついたようだな」

「貴様らには魔王を討伐してもらう」


すると隣の男が、


「拒否権は?」


「もちろん無い、君たちの首に付いているのは隷属の首輪と呼ばれるものだ」

「それをつけられたら最後、逆らうことはできん」


「ちょっと待て!俺たちの人権を無視して勝手に決めんじゃねーよ」


隣の男も

「その通りだ、自由にしろ!!」

「俺は勇者だ、助けてやりはするぞ!!」


あ〜隣の男は憧れているタイプの人間か。

もう勇者を名乗ってるし、、、


もうよく分からない状況に巻き込まれたが、

一つよく分かる事がある。


「異世界召喚は人権を否定しすぎだ!」

「勝手に呼んで、勝手にお前らの問題を押し付けられて、それに加え奴隷にされるとか終わってんだろ」


「ふむ、命令だ『少し、黙りたまえ』」


人生二度目の強制ダンマリタイム


「貴様らには神より特別なスキルを与えられている」

「今からそれを鑑定する」

「やれ」


王様っぽい人がそういうと黒いローブを被った人が鑑定と唱えた。


「勇者、鈴木稔 スキルは『絶対剣』です」

「効果は、ありとあらゆる物を切断すると言う物です」


「ふむ、なかなか使えるではないか」


そんなんチートやん。

もしかして俺も?


「賢者、絵柄網田 スキルは『エネルギー変換効率調整』です」

「効果は、、くっ、失礼、自分の扱う魔法の効率を下げるです」


何だそのハズレスキルは。


「ふん、ゴミだな」

「ゴミは廃棄だ、森にでも捨てて来い」


「ちょっと待て」

「ゴミなら元の世界に返してくれよ」


「ふん、そのような方法はない」


「嘘だろ」


目の前の絶望に、頭がくらくらしてきた。


「魔獣の蔓延る森でせいぜいくたばるが良い」

「やれ」


すると、後ろに控えていた兵の一人が近づいてきて


『パラライズ』


と、唱えると俺の意識は消えt




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


スキルを募集します。

スキル名と内容を教えて下さい。

お願いします。




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