表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
主人公は悪役令嬢!?  作者: 神矢零
第1章 異世界転生
2/3

2 国王と女王

寝巻きのまま部屋を出て館を歩く……しかし再度自分の姿を確認しても慣れないしこんな館を歩くなんて夢のまた夢である、そう思いながら取り敢えずいちばん重要な場所に向かうのである。

[こういうのは大体は王がいる王の間的な場所に向かうのが妥当だろう]

[それでなんて説明すれば良いんだろうな……]

[ただ単に俺は異世界から来た人ですなんてまず第一に信じて貰えないだろう]

[多分だが部屋に入る時にきっとこの姿での名前を呼んでくれるだろうきっとそうに違いない]

謎の自信と共にこの俺鈴木凌太は王の間的な場所まで向かうのである。



[……大きいな、ここが王の間なのか]

[それにしても流石異世界と言うべきなのか文字が全く読めない]

そう、ここは日本では無いのだそれも英語でも無い全く解読不能な文字なのだ、異世界では当たり前だと勘違いされやすいがそんなことは無かったのだ

[ここではこの文字が正しくて自分の知ってる日本語が異文だからこれが正しいのか]

そう言いながら取り敢えずノックをしてみる。

コンコンコン……

3回部屋のドアをノックする


[ん?誰かね……私達に何か用があるのかね返事をした前]

男の人の声が聞こえる、これはきっと王なのだろうだとしたらどう返答すればいいのだ、普通に本名を……いやそれは流石に無いか、となれば


[私です、中に入ってもよろしいですか?]

多分きっとこのセリフが正解だろう……しかし社会人でしかも男である俺がこんな上品な言葉を使うなんてな


[おぉ、リリスか、全然大丈夫だ中に入ってくれ]

どうやらこの姿ではリリスという名前らしい

とりあえずこれからは俺というのはやめて私と言おう

うん、その方が絶対良い

言われるがままに中に入るのである


「王の間」

広い……流石と言うべきなのかこれは

そう思って眺めていると国王と女王らしき人物が居たのである、きっと父母にあたる人物なのだろう

そう自分が思っていると


[リリス……何故そのような格好を]

そう、女王が聞いてきたのだ

当たり前だ何せ自分はこの世界に来たばかりな上に勝手が分からなかったのだ……

取り敢えずここでの正しい対応としてはきっと


[申し訳ございませんお母様……どうやら私は寝ぼけていたようですわ]

良かった……良くこういう系統のアニメやゲームをしておいて正解だった


[そうなのですねリリス……]

[それで今日はどの要件がありますの?]

母は聞いてきたのだ

取り敢えずこの場でなんと言えばいいのか分からないが

明日の予定を聞いておけばいいだろう……

そして後はこっちで状況整理をしよう


[お母様……突然で申し訳ございませんが明日の予定をお聞きしても宜しいでしょうか?]

自然……ものすごく自然に聞けたのだ、これなら疑われる事無く事を進めれる

と思っていたのだが父も母も驚いてる

そんなに驚くことなのかと言うぐらい驚いてる

それに驚きながら父は


[突然どうしたんだお前らしくもない……変なものでも食したとでも言うのか?]

まるで別人じゃないのかと言う感じで自分に対して言ってきたのだ

あれ?これって地雷を踏んだ系統なのか……

やめてくれよここでゲームオーバーなんて

ここは取り敢えず


[いえ?変なものは食していませんよお父様、そんなに驚かれる事なのでしょうか?]

これだ……これがきっとベストな返答なのだろう

しかし、この言葉は更に追い打ちをかけたようだ

それを察するかのように母は


[珍しいですね……貴方から予定を聞いてくるなんて]

[これは何かの前兆なのでしょうか?]

不吉な事を言わないでくれよ……何かの前兆って

取り敢えず情報を知る為には上手いこと説明しないとな


[よ、予定を聞くのは大事な事かと思いまして何か気まずかったのでしょうか?]

この答えであっていてくれ

そう願う自分であったのだ


[いいえ、気まずい事ではありませんわ……少し驚いただけです]

母は父よりかは驚きはしていない……

意外と慣れてるのかな、なんて

[それでは明日の予定をお話しますわ]

[明日からはまた王立アークジャスト学園が始まります]

[貴方はまたそこに行き勉学に励んで貰います]

成程……という事は実質二度目の学園生活が送れるのか

しかし、学園生活なんて物はただの通過点に過ぎないのだ

学園生活に良い思い出なんて無いのだ……

しかし、この世界なら多少はまともに出来そうだ


[成程……かしこまりましたわ、それでは私は少し調べ物がしたいので一度失礼致しますわ]

そう二人に告げて王の間を後にし一度自分の部屋に戻ったのだ

久しぶりの更新ですね、この物語はギャグ要素は基本少ない真面目作品な為に更新頻度は少ないですがお待ちしていただけると嬉しいです。次回3 探索と理解

です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ