６、魔道具の製作と植物操作
便利な魔法は魔道具化しよう
魔術を発動できる道具を魔道具という。
作り方は日本国内の陰陽師や修験者とスコットランドの魔女から教えてもらった。
魔術付与を行って作製する。
照明の魔道具。
棒の先が光るようにしたり重力魔法で空中に浮くようにしたテニスボールに付与をかけて作った。
水を出す魔道具。
ペットボトルや水筒やカップに付与してみた。
着火の魔道具。
使い捨てライターや生活魔術の着火があるからいらないよ。
記録の魔道具。
ビデオデコーダーどボイスレコーダーだね。
超小型に作れて宙を飛ぶから便利だ。
覗きに使われないようにしよう。
ナノマシンもあるけど。
通信の魔道具。
料金がかからないのがいい。
理論的には月とも通話ができるはずだ。
何か現代科学でどうにかなるようなものだけど。
強化を付与した刃と強化を付与した防具。
このあたりは現代科学では微妙かな。
身体強化の魔道具アクセサリーと治癒魔術の魔道具と防御障壁の魔道具と各種耐性の魔道具。
ファンタジーだね。
魔術だからできる道具だね。
現代科学の技術では無理だよ。
内部拡張をした魔道具。
これはすでに作っているか。
鞄とか袋とかテントとか小屋とか。
地下室も内部拡張したよね。
鑑定の魔道具と転移の魔道具と探索の魔道具と飛行の魔道具は現在では作れる魔術師がいないという。
私は作れてしまったけど。
付与できる魔術は自分の使える魔術だということだ。
一部例外があるらしいが。
私は内部拡張でなく収納の魔道具も作れる。
内部拡張だと内部に入れた物の１割程度の重さが魔道具にかかってくる。
魔道具の素材が弱かった場合注意が必要だ。
レジ袋の内部拡張を施すのはやめよう。
付与するなら収納の魔術だね。
無限収納のごみ袋って便利かも。
え、いらないって。
中で分別して分解して有用な材料を回収すればいいのではないかと思うのだけど。
というか原子レベルに分解すれば無用なものはないと思う。
内部拡張だと入り口の大きさより大きい物は生物を含めて入れることができない。
収納は入り口の大きさとは関係ないのが便利だよ。
重さも魔道具にかかることはないしね。
収納の魔道具は現代の魔術師には作れない。
過去に作られたものが僅かに存在するだけだった。
という事は過去に収納魔法の使い手はいたのかな。
例外もあるらしいが・・・・。
収納の魔術が使える私には作れたがこれは秘密にした方がよいだろうとベンさんに言われた。
ベンさんにも私が作った時間停止の収納を付与した鞄をあげたけど気を付けてよ。
私しか作れない魔道具は原則秘密だよね。
結構あるので間違えて他の魔術師の前で使ってしまいそうだ。
家電製品なども含めて色々な物を買いをそれに色々と付与して魔道具化してみた。
前に述べたようにナノマシンやロボットや念話装置や個人用サポートシステムも魔道具化した。
魔道具バージョンを作ったというのが正確かな。
情報機器や乗り物なども購入しては魔道具化の改造を施してみた。
その結果とんでもない数の物が収納に死蔵してしまっている。
特に中古車を中心にいろいろ購入してしまった。
船や航空機やヘリコプターもある。
しかし気がついたが魔術で動く車ってエコではないか。
空気中から化学エネルギー等を取り出して運動エネルギーに変換して動かすことができる。
いいことに魔術によるエネルギー変換はロスがないことだ。
魔術で動く車である魔動車は環境に優しいのではないか！
様々な車種を改造しまくってしまった。
乗用車だけでなくトラックや工事車両などの特殊車両も改造した。
消防車も入っている。
さらに中古で購入した船舶や航空機等も魔法で修理強化して魔術で動くように改造した。
そのために収納の死蔵品が増えていくよ。
ロボットを世間に提供したことによる収入があるので中古品ぐらいなら購入できるのがまずかったかな。
やり過ぎた。
どこに保管しているか訊かれたら困るなあ。
細胞操作の魔術を応用して植物を操作することもできるようになった。
成長促進や結実促進など何でもありだ。
品種改良も簡単にできてしまった。
これを世間に出してもいいのかな。
品種改良には安全性を重視してさらに一代限りという事がない品種にした。
種を取れば次の世代も同じ形質を持つようにしてある。
ほとんど遺伝子操作のレベルだ。
遺伝子操作には魔術って便利だなと思ったよ。
品種改良の効率化を図るためにこれら遺伝子の操作や成長促進に使える魔道具も作ったよ。
でもこの道具をこれを世間に出すと経済に混乱が起こるよね。
魔道具だから仕組みを説明できないしね。
私が地下２階で拡張したところで生産して収穫物を貧困な地域への援助品として回すかな。
よしそうしよう。
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