4、攻撃の魔術
短めです。
あまり使いたくはないが攻撃の魔術の研究も行った。
まあ、魔術で攻撃された時の対策にも通じるから無駄にならないけどね。
実際には攻撃の魔術はあまりないようだ。
ゲームやラノベの世界のではよく出て来るけど実際の魔術では護る方多いようだ。
ゲームだったら魔術で属性を持った球・矢・槍を飛ばす・・・・?
風の刃ってかっこいいな。
見にくいから微妙かな。
相手からも見えないよね。
これで攻撃されたら厄介だな。
気を付けよう。
いつの間にか炎を刃、水の刃、風の刃、石の刃、光の刃を作り飛ばすことができるようになった。
まるでゲームだよ。
柄を用意してこれらの刃をつけて剣を創造することができるようにもなった。
武器創造というところかな。
これって便利だよね。
剣の扱いは剣道を少し練習させられたぐらいの私には大変だ。
と言っても身体強化を行って練習したらすぐに上達してしまった。
身体強化って武術の練習効果を上げるのにも有効なようだね。
剣より銃の方が扱いやすいかな。
まあ、すでに刃は飛ばしたけどね。
できるはずだからまずは銃はなしで弾丸を飛ばしてみよう。
弾丸の材質を何にしようかな。
高温の空気、水、氷、ドライアイス、セラミックス、各種金属、液体窒素、液体空気、固体窒素。
大きさは裁縫針のようなものからすごく大きなものまで自由に作れるようだ。
9ミリより大きいのは危険だから作らなかったけどね。
20mmを超える弾丸を撃つのは銃でなくて砲というらしいね。
形状も色々変えることができるが今は普通の弾丸にしておこう。
弾丸の種類には通常弾以外に誘導弾と爆裂弾と誘導爆裂弾を作れた。
誘導弾は標的を追尾するものだ。
爆裂弾は固体や液体を着弾時に気化させる凶悪な弾丸だ。
弾丸の速度は最高で音速の8倍まで上げることができた。
よく途中で弾丸が分解しないな。
着弾時は爆裂弾は破裂するのにね。
魔術って不思議だ。
これってご都合主義というやつなのか?
発射は運動エネルギーの操作でできたよ。
最大射程は試していない。
いや、試すことができない。
どこかに飛んで行って被害を出すと困る。
計算上は50万kmだ。
人工衛星や月を撃てるぞ。
今は手で拳銃の形を作って発射している。
手には影響がないよ。
それなら・・・。
レーザーの発射もしてみた。
出たわ。
これも凶悪だね。
鉄の板に穴が開いたよ。
レーザーも太さを色々変えることができた。
防御の一面も持つが攻撃反射の魔術も開発した。
相手の攻撃をそのまま攻撃した相手に帰す魔術だ。
相手の攻撃は魔術による攻撃でも武器による攻撃でも反射できる・・・・はずだ。
試しようがなかった。
失敗も怖いしね。
広範囲攻撃と言ったら爆裂魔法ですかね。
これって周りへの影響も大きいよね。
使っちゃダメな奴だ。
封印確実。
地球に小惑星がぶつかりそうになったら考えよう。
そうしよう。
対象を結界で囲んでその中を高温や低温または電流を流す攻撃魔法もいいかな。
これってどこで試す?
ここ地球では無理だよね。
これも封印確実だな。
よく考えるとこれらの攻撃の魔術全てが封印確実じゃないかな。
攻撃されたときの迎撃になら使ってもいいよね。
・・・・本当にいいのかな?
攻撃にも使えると思うけど重力操作も研究してみた。
対象を絞ったり範囲を設定したりして重力を操作することができた。
これで相手を無力化することも可能かな。
これはOKかな。
使ってもうまくごまかせそうだ。
さらに重力操作を応用して飛行の魔術も完成した。
なれるのには時間がかかった。
毎日練習して何とかスムーズに使えるようになった。
誰にも見られて・・・・いないよね。
空飛ぶ絨毯も作ってみたいな。
攻撃の魔術として精神操作も考えられるが試したくないこちらは設計までにした。
拘束魔法は作っておいた。
見えない縄での拘束だ。
相手の動きを止めることができるから便利だろう。
こんなものかな。
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