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85 お代わりはないよ

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 今日のメニューは、オムライスにホワイトソートとデミグラスソースの二種のソース。

 ミニ煮込みハンバーグを添えてブロッコリーとジャガイモを付け合わせた。

 あと、野菜サラダ、甘味はジャム太郎とココ太郎を半分ずつ用意した。


 閣下、アンナリーナ様、アンドレアソン公爵、テレーシア様、エレオノーラ様とアンドレア公爵家付き人が5名人、派遣メイドが10名、僕の奴隷が11名、自分とミミリィとエイラさん計34人分を並べる。

一応、派遣メイドさんの内4人はお世話係として食べるのは後にしてもらい、皆席について貰ってから伯爵達を呼びに行く。伯爵はミミリィに頼み、自分は公爵を担当した。




「お待たせいたしました、昼食の用意が出来ましたので、失礼ですが食堂までご足労頂ければと思います。」


「うむ、エレオノーラが絶賛する太郎殿の食事というのを拝見させていただこう。」エレオノーラ様、何を吹き込んでいるのだろうか。過大な期待は止めてもらいたいよ。


 公爵様達が着く時には全員が着席したので、公爵の着席と共に昼食会を開始する。




「大変お待たせしました。本日のメニューはグンマー料理で、オムライスです。ソースはデミグラスソースとホワイトソースです。お義父さま、一言頂きまして始めたいと思います。よろしくお願いします。」


「公爵がお見えになっており、僭越であるがひとこと。これから会議、その後夕食会になる、皆にも苦労をかけるが恙なくやってくれ。じゃ、いただくとしようか。」


「いただきます。」と自分とメイド達は唱和して食べ始める。



 不気味だ、一言も声がない。スプーンが皿に当たる音と咀嚼する音だけが響く。

 ちらっと見たら、エレオノーラ様は満面の笑みで頬張り、テレーシア様に「これでもか」的なドヤ顔を見せている。


「太郎様お代わり。」と、沈黙のなか、エレオノーラ様の声が響く。って、もう食べ終わったんかい。


「あ、今日はお代わりないんですよ。夕食会が5時からで余り間が空かないので、食べ過ぎてしまわない様にと思い、お代わり用意していないんです。」


「オムライスと言えばお代わりですよね。」あれ、この台詞さっき聞いた様な。


「残りはあったのですが、警備担当に頑張ってもらうためお代わりで出しちゃったんです。」

 エレオノーラ様がこの世の終わりの様な顔をして涙目になる。


「そんな・・・・。」如何してベルタと同じ反応をするかな。


「オムライスはありませんが、夕食用に作った他の物でしたら、出せますがそれでいいですか。食事会も同じ物が出てしまいますが。」


「それは、美味しいのですか。」エレオノーラ様食いつきがいいぞ。


「美味しく作ったつもりですが、味覚は人それぞれですから。 持って参りますので、少しお待ちください。」と告げ、厨房に行きワゴンに大皿を乗せ、アイテムボックスのトマトスパとクリームスパをコピーして大皿に盛る。夕食用は確保しないとね。

小さめの取り皿と一緒に、食堂に運ぶ。




「お待たせしました。」と、ワゴンに乗せた大皿からトングで取り皿に移し、希望する人に配って行く。


 結局、希望者は全員だった。


 大皿が空っぽになった頃、やっと人の声が聞こえるようになった。


「あ、太郎殿、太郎殿達は毎日このような食事をしておるのか。」と公爵様が声を掛けて来た。


「はい、毎食ではありませんが、僕が作るときはこのようなグンマーの料理になります。」


「ふむ、そうか。 ま、それでは仕方あるまい。」 うん? なにが仕方ないんだ。


「それで、太郎殿はこういった物を売り商売としていくのか。」


「はい、料理の販売はいたしませんが、甘味としてお出ししました、ジャム太郎やココ太郎を商って行きたいと思っております。」


「それで、これだけの屋敷と人を養ってゆけるのかな。」


「それにつきましては、今後の課題ということで、他の商品の商いもしてゆこうと思っております。」


「そうか、分かった。 ところで、エステルグリーン伯爵に尋ねたいのだが、卿はこのような料理を毎日食しておるのかな。」


「いやいや、太郎殿に作って貰えるときだけですよ。とは言ってもまだ太郎殿にフェリシアが嫁いでから数日しか経っておらんので、一日おき位ですかな。」

 閣下、煽っちゃダメだよ。


「そうであるか。卿でも一日おきか。同居する使用人達はどうなのだ太郎殿。」


「同居している使用人は、まあ、出来るだけ一日1食は僕が作る様にしていますので、毎食ではありませんが毎日と言えば毎日ですね。」



「そうか・・・、我ら貴族よりも太郎殿の使用人の方が旨い食事をしているということなのだな。」


「お褒めいただきありがとうございます。」


 そんなやりとりが終わり、会議の準備のため公爵様達は部屋に戻っていった。




 じゃ、片付けるから全員集合。

 お皿を洗って、食堂のテーブルを片付けテーブル拭いてテーブルクロスを替えて。

本館メイドさんは、来客の出迎えと会議室とお茶の用意して・・・。

 お客様は客室に案内してお茶の用意をして後は付き人さんに頼んだ。


「僕のメイド達は、食事会の用意だよ、洗い物が終わったら、食堂に集合して。」と伝え、食堂に移動し弁当箱を並べる。


 洗い物が終わり、彼女達が集合したら、弁当箱に食材を流れ作業で詰めて行く。

 上段に みそおでん、揚げ茄子、厚焼き卵、花インゲン、トリカラオーロラソース、里芋、ドンコ、ニンジンの含め煮、高野豆腐、鯖の照焼、はんぺんチーズ、ホットサラダ、イチゴクリーム大福を、

 下段に とんかつ、野菜サラダ、シーフードサフランライス、トマトパスタ、クリームパスタを下段に詰め込む。

 これが見本と説明し、テーブルに置いた100個分の弁当箱に流れ作業で詰め込みを頼んでその間に、とんかつを揚げて揚がった物から弁当箱に詰めアイテムボックスにしまう作業、永遠に思える単純作業を終わらせたら、もう3時を過ぎていて会議が始まっていた。


「一応これでお終い。これから今日の衣装を渡すから、本館の1階に皆で行くよ。」と、全員を連れて、本館の1階物販部屋に移る。





「はい、じゃあ今日の服を配るから、皆メイド服を脱いでこれを着て。」と、開襟襟の黒ブラウスに黒スキニーパンツに黒ソックスと黒いパンプスを配る。


「ミミリィとエイラさんも着てみる?」


「はい、メイド服よりも良いと思いますので、着ます。」ミミリィ積極的。


「私も着て宜しいのですか。」


「メイドのお仕事は派遣メイドさんに頼むからね。今日のエイラさんはメイド仕事はしないので、着替えてくれていいと思う。」


「はい、分かりました。」


「じゃ、後ろ向いてるから着てみて」。衣擦れの音がして、ざわざわし始める。


 ミミリィが「太郎様、皆着替え終わりました。」と伝えてくれたので、振り返るとポンキュッポンの美人が12名とスリムビューティが1名立っていた。 お、眼福。

 ざっと、見渡して見るが、やっぱりミミリィが一番だわ。これは完成した体型だからかな。JD一年目とJKとはやはり違う。エイラさんは言わないでおこう。


「ちょっと横向いてくれる?」と横を向いて貰うが、前後とも綺麗なボディラインが出ていて眼福。ちょっと、気になった振りをして、ミミリィのお尻を触ってみたら睨まれた。


「では、お客様達は会議が終了するとそれぞれ客室で休憩を取ってもらうことになっています。今日の君達の役割は、お客様のお世話係です。夕食会は5時過ぎからなので5時になったら客室に迎えに行き、食堂まで案内してくること。割り当ては旧本館で伝えます。失礼の無いように四時半までには身支度をしておいてね。

 特にフェイスケアとヘアケアを念入りして、身なりが乱れているとエステルグリーン伯爵家が笑われる事になるので、十分注意してね。君たちの肌は化粧が要らない状態にしてあるから化粧はいらない。

 僕は一風呂浴びて来るから、身支度が終わったら食堂で待っててね。じゃあ、解散。」と、一人で風呂場に向かう。



 髪と体を洗ってから沢渡温泉の素を湯船に入れて浸かる、午前中に用意をしてもらってあるので一番風呂。ずっと、とんかつを揚げてたから、油の匂いが染みついている感じがして嫌なんだよ。クリーンを掛けたから匂いとか、べた付きとかは無いんだけど気持ちの問題なんだよね。長湯にならないうちに上がり着替える。

 自分は、皆に合わせて、黒のワイシャツに黒ズボン。髪を梳かして手短に準備完了。


 食堂に行くと、皆寛いでいた。


「はい、じゃあ旧本館に戻るよ。一応、もう一度隣の人を見て、問題ないか確認して。」

 それぞれ、指さし確認している。可愛い。


「大丈夫ね。では行きます。」と全員を引き連れて旧本館に向かう。


 食堂では、アンナリーナ様が自分達を待っていた。



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