79 彼女達の下準備2
「イヴァンネとスサンは特にすること無いから、髪を乾かしたらこれを万遍なくスプレーして梳いておいてね。 僕とミミリィはお風呂にはいるから。」
「特にすることがないとはどういうことですか。どうしようもない体型とでも言うのですか。」と、スサンがこの世の終わりの様な顔をして呟く。
どうしてそういつも大げさな表現をするのかな?。もっと、ドライでもいいんじゃないのかな。
「いや、二人とも綺麗なボディラインしているし、特に浮腫みもなさそうだからね。マッサージはしなくていいかなと思ったんだけどな。」
「だってだって、ご主人様の理想体型はミミリィ様なんでしょ。私だって少しはミミリィ様に近づけていただきたいです。もっと胸が大きければ添い寝したときもっと触れてくださるのでしょ。放置はいやです。」スサンが涙目で訴えるので、ミミリィをチラッと見たら、頷いてくれたので、ボディメイクすることにした。「理想の体型」に気を良くしたみたい。ミミリィ単純。
でも、スサンもイヴァンネも弄る場所ないんだよね。浮腫みも無いし、無駄な脂肪は無いし、お腹の脂肪を少し胸にもってゆく位かな。ベッドに俯せに寝てもらってリンパマッサージしてみるけど滞ってはいないんだよ。仰向けになってもらってお腹周りを探ってみてもあまり余分な脂肪はない。仕方ないのでお腹の脂肪を減らして胸に持って行った。あまりハッキリ変化はないけど仕方ない。
「はい、おしまい。前のブラ着けてみて。」と促して、イヴァンネに移るが・・・。
「あまり変わりません。前ので十分です。」涙目で見上げる。
「やっぱりダメ?」
「はい、ご主人様は意地悪です。」
「じゃあ、もう一回するから、もう一度お風呂に入って来て。」とミミリィをチラっとみ
てから伝える。
「じゃあ、次ぎイヴァンネね。 ベッドに座って。」イヴァンネのリンパマッサージをしてみるが、やはり滞っている処は無くあっけなく終わった。
「イヴァンネも問題ないよ。イヴァンネもボディメイクする?」
「はい、勿論です。二度手間にならない様にお願いします。」
『胸に全振りしていいわよ。なんなら錬成で脂肪生み出してもいいわよ。』
『そんなことしないよ。そんなの体に良くなさそうだもの。』
「たぶん、スサンと同じ結果になるのだけど、如何したいかな。」
「ミミリィ様の胸になりたいです。」
「うん・・・ 分かった。」仕方ないので、体全体の脂肪から少しずつ脂肪を胸に移してゆくが、範囲が広いので時間が掛かった。
「これでどうかな。」と前のブラを着けさせる頃に、エイラさんが上がってきた。
「やっぱりキツいです。新しいのをお願いします。」イヴァンネが和やかに微笑む。
「じゃあ、こっちでね。 あと、髪をかわかしたらスプレーしてね。」と伝えると
「太郎様何しているのですか。マッサージでは無かったのですか?」エイラさんがキツい言葉で質問する。
「マッサージですよ。ミミリィ立ち会いのもと疚しい事ではないです。」
「さっき、スサンさんが、泣きそうな顔でまたお風呂に入って来ましたが、何か酷いことをされたのですか。」
「そんな酷いことはしていませんよ。見解の相違だけです。ね、ミミリィ。」とミミリィに振ると
「朴念仁の太郎様には女心が分からないだけです。」
「そうなんですか。 マッサージって私もお願いしてもいいですか。」
「ミミリィがやっているのを見ていたから、ミミリィにやってもらってください。僕はスサンをしなくてはいけないので。」とミミリィに振ると
「マッサージだけなら出来ますが、鑑定は出来ないので、太郎様に見ていただかなくてはいけませんが?。」
「じゃあ、マッサージをしておいてくれるかな。スサンが終わった後で、もし滞っているところがあれば指示するから。」
「分かりました。では、エイラ此所に座って。」と、ベッド横の椅子にエイラさんを座らせ、マッサージを始めた。
スサンが上がってきたので体を拭かせてショーツだけ穿かせて、バスタオルを掛けて仰向けに寝てもらい、足の先から少しずつ、体全体の脂肪を胸に移動して移動して、クーパー靱帯も強化しながら両手で丹念に整形した。
「これでどう。さっきとは2サイズくらい違うかずだよ。でも、ミミリィまではいかないよ。僕はミミリィが一番だからミミリィより大きくすることはないからね。」
「構いません、ミミリィ様に近づけるならそれで十分です。」と嬉しそうに、旧ブラを着けて窮屈さを味わい、2サイズ上のブラに感動していた。
その後、髪をスプレーして梳いておく様に伝えた。
イヴァンネは、楽しそうに髪を梳きながら、自分とスサンとのやりとりを見ていた。
『ねえ、もしかして私よりスサンの方に力を入れた?』
『まあね、でもサイズは変わらないはずだよ。』
『ふうん。まあいいわ。また今度ね。』と念話しながら、スサンの髪を梳き始めた。
「太郎様、エイラのマッサージが終わりましたが、どうですか。」
「はい。じゃあ、こっちのベッドに寝てくれる。」
「はい、よろしくお願いします。」
「じゃ、バスタオルを外すよ。」と、確認のためバスタオルを外したら、全裸だった。
「え、ちょっとなにしてるの。」っと、顔をそむけ取ったバスタオルをそのままかけ直す。
「ミミリィどういうことかな。」ミミリィを睨むと、
「その方が確認しやすいと思い、特に説明しませんでした。一昨日も見ているし、夕べはしっかり揉んでますよね、いいじゃないですか。エイラが望んでいるんですから。」
「いや、そういうことでは無いでしょ。それに昨日だって揉んでないよ。昨日も言ったけどエイラさんは僕の妻でも奴隷でも無いし、僕が雇用している使用人ですら無いんだよ。仮に僕の使用人だったとしても職権乱用のセクハラ・パワハラだよ。」
バスタオルを握りしめている涙目のエイラさんと、冷たいミミリィを交互に見比べ、
「はいはい、とっととやりますよ。」と必要な処はバスタオルを載せて、リンパの流れを確認していくと、いくつか滞っているところがあったので、位置を指示してミミリィにマッサージしてもらう。
「太郎様が直接してもいいんですよ。私は。」と、冷たく言い放つミミリィを宥めマッサージをしてもらう。
「じゃあ、これで。後は髪を良く乾かして、これをスプレーして梳いておいてね。」
と、ミミリィの手を取って風呂に行こうとすると、
「え、これで終わりなんですか。さっきスサンさんにしてたのはしてくれないのですか。」
また、エイラさん涙目で、恨み言を言う。
「うん、スサンやイヴァンネでもなんとかだから、スリムなエイラさんだとちょっと厳しい。もう少し無駄な脂肪が無いと移せないし、急にやると体に良くないよ。多分。」
「え・・・・」エイラさんこの世の終わりみたいな顔しないでよ。
「またの機会にしましょう。この家ではエイラさんもお代わりして良く食べてるから、そのうち無駄な脂肪も付くし、そうしたら考えましょ。ね。」
「絶対ですよ。ミミリィ保証してよ。太郎様一日頂戴ね。」
「太郎様はあげませんよ。メリハリのマッサージだけなら許します。」
「じゃ、そういうことで僕はミミリィとお風呂だから、梳き終わったら部屋に帰って寝てね。」と伝え、服を脱ぎミミリィと浴室に入ってゆく。




