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70 パーティー準備

 ミミリィが戻ったので、二人で帰ろうとするとスヴェアが「私も帰ります。」と付いて来る。

 帰りはミミリィと手繋ぎで先ほどの事を話しながら歩く。スヴェアは一人で少し後ろを歩いている。ちょっと可哀想。かといって両手に花で帰れる程神経図太くないんだよ。


「何かいいアイデアはあるかな。」


「そうですね、お話からするとグンマーの料理の方が良いみたいですから、私の考えは役に立たないかと。」


「グンマーのサパーじゃ無くてディナーなんだよね。」

 懐石とか、グンマー温泉宿夕食みたいなのかな。そりゃ無理だよ。普段からそんなもの食べてないもの。職場の宴会料理がせいぜいだし。」


「オムライスお願いします。」と突然右手をとられた。


「え、」突然の事に慌てる。気配感知は切ってあったけど赤マークは反応するはずだが。


「オムライスをお願いします。」手を持ったまま、美人が目の前に立ちはだかった。


「え、エレオノーラ・・さん?」目の前には、満面の笑みを浮かべたエレオノーラさんがいた。


「あ、エレオノーラ様。ご無沙汰しております。」流石ミミリィは気づいたみたいだ。


「太郎様、何故エレオノーラ様をご存じなのですか。」と、ミミリィが疑いの目で見つめる。


「あ、僕の性奴隷第1号だったから知っているよ。でも手は出してないよ。夜はベルタと一緒に寝たし、メイド仕事がサッパリな方だったので翌日にはアンドレアソン公爵家に買い戻してもらったので、傷物にはしてません。」キッパリ。


「正夫人のミミリィ様ですね。覚えていていただいて嬉しいです。改めましてエレオノーラです。ご主人様には性奴隷として買っていただきました。一夜は共にさせていただけ無かったのですが、二人だけの甘い時間を過ごさせていただき、一緒にお風呂に入ったり、生まれたままの姿で体中確認していただいてたり、下着からメイド服まで着せていいただいたり大切に扱っていただきした。」


「太郎様、後でお話があります。」ミミリィ目が怖い。


「それ、検品しただけだから。怪我とか病気とか確認しただけだから、奴隷紋で人形状態だったから着替え手伝っただけだから、エレオノーラ様そういう言い方は止めてください。」なんか、目から汗が・・・。


「ご主人様はちゃんとエレオノーラとお呼びください。淋しいです。トイレの使い方も手を取って教えていただいた中じゃないですか。」


「いや、使い方を教えただけでしょ。それに今はもう僕の性奴隷ではないし。」誤解されるような表現は止めて。


「太郎様、後できっちりお話を伺います。」ミミリィ怖い。後ろのスヴェアさんも怖い。


「で、如何したのですか今日は」と、話題を逸らす。


「明後日のパーティは、是非オムライスをお願いします。」


「明後日のパーティって? アンナリーナ様が言ってた閣下の快気祝いのパーティーのこと? 何で知っているの?」


「このパーティーはアンナリーナ様と母上が企画したものですから、私が知っていて当然ではないですか。私も参加するんですよ、母上の付き人として。」


「あ、そうなの。って、なんで折角奴隷から解放されたのに、態々来るの。って、こう言う話は道の真ん中でするものではないから、またの機会に。それでは失礼します。」

と、ミミリィの手を引き、そそくさとその場を離れる。




「太郎さま、エレオノーラ様のお話になったことについて確認をしますが、よろしいですか。」


「はい、正直に答えれば事実かと問われれば事実です。でも手を出してはいません。

 1 彼女が売られていた性奴隷のなかでリーダーにできるかと思い、まず一人だけ身請けしました。

 2 奴隷紋に縛られて人形状態だったのでクリーンを掛け着替えをしました。

 3 自分では身の回りの世話が出来ない状態だったので、服を脱がしお風呂にいれました。

 4 その後、病気や怪我・傷などがないか全身の確認をしました。はい全裸状態です。

 5 便秘気味だったので、腸の運動を促進マッサージを行いそのままトイレにつれて行きました。人形状態だったので、使用後使い方を説明しました。ミミリィと一緒です。

 6 その後、まだ人形状態だったので下着を着せ、メイド服を着せました。

 7 人形状態を解放し料理をさせてみましたが、包丁もまともに使えないためメイド業は失格と判断しました。

 8 アンナリーナ様に公爵家の仲介を頼み、引き取ってもらうことにしました。

 9 ベルタを丸め込み僕と一緒に寝ようとしたので、拒絶しベルタと寝ました。

 10あんな美人を手元から離すが惜しくなり写真をとりました。

  以上です。」


「嘘はないようですね。でも。人形状態をもっと早く解くことができた・・・。ような気がするのは私だけでしょうか。」


「いや、だって感情解放したら、感情が爆発しちゃう可能性だってあるじゃない。一応、僕を知ってもらってからの方が良いと思ったんだけど。勿論、僕だって貞操は守ってます。疑われるのは心外です。」


「私は、性奴隷相手ならば構わないとは申し上げていますので、嫉妬している訳ではありません。ただ、軽挙妄動は謹んでください。」


「僕が望まなくても相手から来るのはどうしたらいいのさぁ」


「主人権限で拒否してください。」


「出来る範囲で善処します。」


「いいですよ、出来る範囲で。太郎様の妻達は奴隷と火遊びする位なら許しますから。正夫人達をないがしろにされるようなら妻達全員から報復があると思ってくださいね。」ミミリィ怖い。


「はい。善処します。」


「スヴェア、聞いていましたか。太郎様は望まない相手は拒否すると明言されましたので、無謀なアタックをしても妻達の同意は得られませんからね。」


「わかったわよ。」スヴェアさんがうなだれる。


「太郎様、何か仰りたいことがありますか。」


「何もありません。」 このヘタレがー・・・ 情けない。


 こういうのを尻に敷かれるって言うんだろうな。「かかあ天下民族の宿命か。」一時の欲望で選択を誤ったか・・、そんなこと思ってないよ~。期待させてゴメンね。

 あ、一応言って置くけど、「かかあ天下」って尻に敷かれるっていうんじゃないんだよ、グンマーは二毛作の米麦の他に、養蚕で現金収入があって家計を支えていたけど、その養蚕担い手が奥さんだったんだよ。だから、養われるだけの奥さんじゃなくて家事が出来て仕事もできる「うちのかかあは天下一」の働き者っていう愛妻の言葉なんだからね。




 気を取り直して、メニューを考える。


 前菜   みそおでん、揚げ茄子、厚焼き卵、花インゲン、竹輪チーズ焼き

 サラダ  ブロッコリーとカリフラワーとニンジンのホットサラダ

 スープ  キャベツとベーコンのスープ

 魚    シーフードドリアとオーブンで焼いただけタマネギ

 ソルベ  オレンジシャーベット

 肉    とんかつ 千切りキャベツとイモサラダ添え

 デザート ジャム太郎 紅茶

こんなんでどうだ。 貧弱だな。あとはジャンクフードしか思い浮かばないぞ。


 お昼は、リクエストどおりオムライスでいいや。


 朝はちらし寿司とつみっこ、焼き魚、漬け物位か。 貧弱だな。


 など考えながら、商店街を歩き、必要な物を購入してゆく。






 別邸に戻ると、掃除が終わり甘太郎の練習をしていた。覗いて見たが不良品は激減している、流石に基礎能力が高いだけのことはある。皆順応性が高いな。


お昼は朝食当番のマルギットとソフィーアの2人が「サンドイッチとスープ」作ってくれていた。


 全員を食堂に集め、ミミリィを紹介する。


「第二夫人のミミリィです。よろしくお願いします。」

その後、奴隷達全員が自己紹介してから、昼食となった。





 食事が終わり、全員で後片付けをしてもらい自分はそのまま旧本館に行き改装を考える。 基本明後日のためだけだから客室と浴室を増築するだけにしよう。旧本館西側を増築、一階に大浴場を男女それぞれ作り、2階は客室を増築する。

 客室は同じ作りで廊下脇に付き人部屋奥に寝室とリビング・バストイレ付きとして計12室になるよう増築した。3階4階も西側を増やし特に目的はないが部屋を作った。正面からみると玄関が左に寄った感じになったので、東側も西の半分くらい広げ、1階は応接室、2階の厨房を拡充、3階4階は部屋を増築した。元の倍くらいになったような気がする。

 別館の改築の時程は自分の好みだけで余り考えなかったが、来客を前提とする部屋を考えるのはやっぱり疲れた。掃除は、明日の先遣隊メイドさんに頼む事にして本館に戻る。

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