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66 女神ズ(元だけど)

「エイラさん、ご主人様は首が痛そうだから、そろそろやめてあげて頂けませんか。」イヴァンネがボソっと呟く。


「あ、あ、はい。」


「するのなら、私達が左右を押さえてますから前からにしてあげてください。」しれっと言うかイヴァンネ!


「え、あ、でも私まだ体を洗ってないので、湯船に入るのはちょっと。」


「では手短にチャッチャと済ませてください。私達もそう長くは持ちそうにないので。」


「何言ってんの。出るよ。 こら、二人とも離せ。命令だよ。」

 少し力をこめ二人を振り解き立ち上がる。

 振り返ると、エイラさんはまだ其処に立っていて、視線が下がる。


「キャ。」っと言い、持っていたタオルで顔を隠すが、下丸見えなんですけど。


 あ、自分も全裸だ、一部制御から外れているし・・・・。


 平静を装い、「じゃ、出ますので。」ビシッ!と言い切り脱衣所に行く。

「なんだかな、エイラさんまで怖いこと言ってるよ。」と愚痴をいいながら着替え、私室に戻る。





 今日は独り悠々自適の夜を過ごすんだからね。2年も独居・独り寝だったのに突然毎日添い寝付きになったから、独り寝に戻るのはちょっと淋しいけど懐かしい感じがする。


 スマホを取り出し、オゼノユキ○ケホワイトヴァイツェンとブラウンヴァイツェンを10本ずつポチる。つまみは乾き物でいこうかな、こんにゃくジャーキーと○豚ジャーキーそれに、ポテチ(焼きまんじゅう味と下仁田ネギ味噌味)をポチる。

 あとは、口直しに漬け物、今日の気分は味噌漬けかな。メジャーなた○むら屋もいいんだけど、榎田○油の味噌漬にしよう。 ポチっておく。 そしてケロリ○桶に氷魔法で氷を満たしビールを冷やす。


 さてと、女神ズに邪魔されないように、何処に居るか確認。

 あ、気配感知切ってた。と思い返し、起動すると、女神ズとエイラさんはまだ浴室だった。結界でも張っておこうかなと思ったら、と玄関に人の気配。

 あれ、誰だろう?と確認すると、スヴェアさんだった。 如何したのかな。

 みんなもう寝ているし、浴室には近づかない方がいいと思うので、自分で玄関まで行く。




「如何したのこんな夜更けに。」


「本邸の仕事が終わったので、家に帰ってきただけです。そうしたら、気づいてもらえず、誰か気づいてくれないかと待ってました。」


「ノックぐらいはしたの。」


「したけど、何の反応もなかったので、もう少し待とうと思ってました。」


「今日の奴隷達はもう寝たし、エイラさんたちはお風呂だから誰も気づかなかったんだね。ゴメン。まあ、入って。そのまま、お風呂行きね。 あ、まだエイラさんと僕の奴隷が二人入っているから、挨拶くらいはしてやって。」


「はい。」蒼い唇をしたスヴェアさんが2階に上がって行くのを見送ってから鍵を締める。 あ、夕ご飯如何するんだろう。何か残っているかな。

 あれ、さっき「家に帰ってきた。」って言ったよな。何時からスヴェアさんの家になったんだっけ。まあ、仕方ないか、一応第4夫人(希望)だからな。




 私室に戻り、結界を張ってから、改めて晩酌の用意をする。

 手酌でビールもいんだよ。自分の給料じゃ発泡酒かチューハイがせいぜいだから、こういう贅沢はやってみたかったんだよね。これ、1瓶でストロングが5本だからな。

 一応、毎回缶だと割高なんだけど、一日1缶程度に抑えいたんだよ。割って飲むと「飲んだ後でしか飲酒量が分からない4Lペットボトルの定期購入」で、飲んじゃったりするからね。そっちとかに走らなかった自分を褒めてあげたい。


 あ、3人が動き始めた。一応、これは片付けて、乱入したときの為にレポートを出して仕事している様に見せよう。(文字読めないけど)

 3人でドアを叩き始めたぞ。結界張っているから、音も振動もないから構わないのだけどね。


『なにしてるの、開けなさい。』 えっ、イヴァンネここで言うか。


『いま仕事中だから。』


『いいから開けなさい。』


『バラすわよ。』


『何を。』


『全部。』


『命令、僕に関する事の公言禁止。 これでOKでしょ。』


『卑怯者。いいから開けなさい。なんで逃げるのよ。このままここにいたら湯冷めしちゃうでしょ。』


『いや、だから自室でおやすみ下さい。』


『まだ、話すことがあるのよ。』


『自室から、念話で言えばいいでしょ。』


『ダメよ、今は離れると繋がらないんだから。』


『はいはい、で、何の話。』


『それは、これを解除してからよ。』


『命令、話の内容を説明せよ。』


『・・・・・なにも無いわよ。今日は私とスサンが添い寝するから、開けなさいって言ってるの。』


『・・・・・ 正直ですね。』


『なによ・・・・。一応・・・貴方の性奴隷なんだから、義務でしょ。』


『で、エイラさんがなんでいるのかな。』


『・・・・・ 話があるって言うから連れてきたのよ。』


『何の?』


『・・・・・ 貴方と一緒に居たいんだって。』


『既に同じ屋根の下で暮らしてますよ。』


『うーんもう、朴念仁が・・・。その辺をとことん説明してあげるから開けなさい。』


『夜の寝室に入るのは性奴隷だけという条件で、エイラさんを自室に返してくれたら仕方ないので考えます。』


『分かったわよ。本当に女心が分からない人ね。 なんかムカつく。』


 まったく、晩酌の時間が無くなっちゃうじゃないか。独りの時間を大切にさせてくれよ。


 改めて、晩酌セットを用意して、まったり始めようとしたら、

『戻ったわよ。』なんで邪魔するかな。


『本当に? 一旦は戻ったとかじゃ無いよね。』


『本当よ』


『命令、真実を述べよ。』


『「今日は遅いから明日にしましょう。エイラ様は明日朝食当番の監督があるので早くおやすみになった方がよろいしいかと。」って返したわよ。「私達はもう少し待ってみます。奴隷ですから。」って言ったわよ。』


『はいはい、で、その後ろにいる人の弁解は?』


『え、あ、これは夕ご飯があるか聞かれたから・・・・・。其処になんかあるかなと思って、聞いてみますと言うことで・・・。』


『はい。ご主人様を陥れようとした奴隷は、スヴェアに夕ご飯を出して、とっとと自室で寝なさい。 命令です。』


 静かになったので、ビールをグラスに注ぐ、鼠尾馬尾鼠尾だよね。ビアホールみたいに泡切りとかできないから、均一にはならないけどまあいいや。

 独り静かに、グラスを傾ける。って、これビールよりウイスキーの方が絵になるよね。

 ジャーキー旨いな。



 まったり始めたら

『夕ご飯出して来たわよ。 今は私とスサンだけよ。』え、突然入ってくる。


『寝ろと言った筈だけど。』


『私にはね、でもスサンには言ってないでしょ。 スサンをこのままここで待たせて置く気なの。風邪ひくわよ、ただの人間なんだから。』


『どうしても入りたいのね。 で、スヴェアは?』


『夕飯の残りでもいいといわれたので、出して来たわよ。あとは、自室で寝る様に勧めてきたから、ここには来ないと思う。』


『はいはい。 じゃ、どうぞお入り下さいませ。女神様。』





 ドアを開けると、イヴァンネとスサンが待って居た。少し寒そう。


「如何したの、寒そうだけど湯冷めしてない? 大丈夫。」と、白々しく尋ねる。


「ご主人様、心配する位なら、とっとと気づいて開けてください。」イヴァンネは少し怒っているが、無視してスヴェアが来る前に入ってもらって、結界を張り直す。


「で、何の用かな。 もう、よい子は寝る時間だよ。」


「子供じゃありませんし。ご主人様が美味しそうな物を嗜んでいそうなので、ご奉仕を兼ねお邪魔しました。」わー、イヴァンネ白々しい。


「ご迷惑をお掛けします。」スサンは恐縮しまくっている。


「ま、仕方ないか。こっちに来て。」執務室を抜け、私室応接に招く。


「なんですかそれ。」二人に尋ねられる。


「ビールだよ。グンマーの」


「ビールってなんですか。」


「この世界だと、エールって言うヤツかな。酒だね。」


「美味しいですか。」


「さっき一口飲んだけど、美味しいよ。」


「奴隷はダメですよね。」わー、イヴァンネはなんでこういう時に上目づかいのうるうるで言うかな。断ったら、自分が悪いみたいじゃん。


「はいはい、じゃあ一緒に飲みましょうかね。その代わり飲んだらそのまま自室に帰るんだよ。」


「「はい、諦めます。」」 え、なんでシンクロして答える? はい帰りますだろう。


「え、なんで?」


「今日は私が添い寝当番の日なので、帰る訳にはいかないからです。ご主人様に嫌われて娼館に売られるのは嫌なので、ご主人様に奉仕させて頂きます。」


「あ、スサンが今日の当番だったの。ゴメン知らなかった。 じゃ、イヴァンネは自室に戻っていいよ。」


『スサンの貞操が危ない。』


『スサンの貞操が危ない』って、さっき浴槽で二人して何処を触ってたんだよ。そういうことするヤツに言われてく無いわ。


「イヴァンネは戻りたくないの?」


「スサンと一緒に添い寝します。明日は奥様が戻られるとのことなので、私の当番がなくりましたから。」


「そのまま、次回飛ばしでもいいんだけど。」


「えー 私は、ご主人様に何も望まれないんですか。酷い。」


『テヘッ』


『「テヘッ」、ってなに、「テヘッ」って』


「はいはい、分かったよ、添い寝だけね。」


「ご主人様、両手に花は初めてですか。」悪戯な笑顔でイヴァンネが尋ねる。

 こいつ、絶対無いことを確信して聞いてるな。ムカつくけど反論ができない。


「あ、無いよ。必要無いし。」


「「じゃ、今日は初めてのご主人様に二人でご奉仕させていただきます。」」

 だから~。声揃えなくていいから。


「余計なことはしなくていいからね。じゃ、ちょっと飲み直し。」



オゼノユキ○ケはあともう一種類あるのですが、それは飲んだ事がないので良く分かりません。

オヤジが言うには、20年位前は、グンマーには地ビールがもっとあって、伊勢崎でステーキ屋チェーン店や榛名山麓で漬け物メーカーなども作っていたそうです。

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