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48 お仕事説明


「それでは気を取り直して、僕の性奴隷でいるということでよいのですね。

 では、エレオノーラさんにお願いすることを伝えます。 先ず

 一つ目、当家の会計関係事務処理をお願いします。

 二つ目、他の性奴隷の統括をお願いします。

 三つ目、僕がこの世界の貴族社会といった事が分からないので教授をお願いします。

 四つ目、店員やメイドや厨房等の家事仕事。これが基本的な仕事になります。

 それから、奴隷紋は有効のままですから、僕に危害を加えないとか絶対服従とか、性交渉を拒めないとかはそのままです。」


「はい、分かりました。」


「それから、この国の性奴隷の基本として、購入した金額の倍、エレオノーラさん達については、一人大金貨3枚で購入しているので大金貨6枚分で自分を買い戻せることになっています。

 労働の対価として毎月の賃金を支払ますので、何も使わなければ最短で4年未満で買い戻せる計算ですが、食費等を引きますから実質的に4年では無理です。ただ、性奴隷ですので添い寝当番の手当加算はありません。この辺の計算管理や、労務管理もお願いすることになります。 また」


「もう、いいです。」


「え、いいんですか? そんなに簡単に・・じゃなくて。」


「私はご主人様の性奴隷として働くということですね。今の話だと経済奴隷と違いがありません。」


「いや、性的な仕事が。下心満載の僕の下卑た欲求を満たすという重要な仕事が。」


「性奴隷って本人の意思と関係無く、身体を物扱いされる奴隷のことですから。ご主人様は私を「物扱い」しないし、基本的に自分から襲う気は無いって仰っています。確かに買い戻し前に一度は必ず貞操を穢されるかもしれませんが、毎日をびくびくする必要はなさそうですし、ご主人様だけの性奴隷なら、ご主人様を好きになれば苦になるものではありませんから。」


「え、そういうものなのですか。」


「多分、そのうち分かってしまうと思いますので、先にお伝えしておきます。私のスキルは「虚実」です。それは嘘か本当か分かってしまう能力です。だから、今までのご主人様の話の中に嘘がないことが分かりました。

 普通、奴隷に対して真摯に対応しようと考える人はおりません。

 でもそのような方が、今、私の目の前に居て、私を必要だと仰って下さるのです。何を疑うのですか。」 さすがに聖女はバラさないんだね。


「いや、貴方よりもっと上位のスキル権限で「嘘」を隠蔽しているから、分からないだけとか、そういう可能性もあるでしょ。」


「え? 私より上位スキル持ってる人ですか? その様な方がいらっしゃるなら公爵令嬢の時に権力使ってでも即座に旦那様にしてますよ。例え平民であってもバカ王子よりは、はるかにまともですしね。」


「バカ王子?」


「私の元の婚約者リーヌス第3王子です。卒業の日に婚約破棄をされましたけど。

 後輩の男爵令嬢に誑かされたのか、保護欲に飲み込まれたのか分かりませんが、『彼女を虐めていた、殺そうとした。』とかの冤罪を捏ち上げられて婚約破棄され、彼女が婚約者となったんですよ。

 そして、将来の妃を殺そうとしたという言いがかりで、私の周りの者までもが身分剥奪奴隷落ち。

 それに、彼女の周りの優秀な娘達も、「彼女の目障り」と言うことみたいで、同じ様に冤罪で身分剥奪奴隷落ちさせれて,先程の奴隷商会に売られているんですよ。

 大体、あんな直情型で分別もデリカシーもないヤツの婚約者になったのだって、単なる政略結婚で愛情なんて全くないし、王家に嫁入のための勉強なんて面倒臭いだけでやりたくなかったから、私的には婚約破棄は大賛成なんですけどね。」


 冤罪か、どっかで見た風景か・・・。王子、婚約破棄、公爵令嬢、これって普通領地に戻って無双するのが鉄板なんじゃないのか、なんで本当に奴隷で売られているんだよ。

 それも性奴隷って、エレオノーラは『聖女』持ちなんだぞ、そんなことしたら、神の逆鱗に触れて、神様の加護がなくなり天災地変で国が滅びるっていうのが鉄板だろうに。

 それに、バカ王子は、自分の元婚約者が娼館で陵辱されることに何にも感じに無いのか。王子もバカなら王もバカだな。 それに・・・、あれ、卒業時に王子と婚約破棄ってフェリシアが言っていた敬愛する先輩か?あれ、なんで奴隷商会で気付かなかったんだろう。


「済みませんエレオノーラさん。」


「エレオノーラとお呼び下さい。奴隷に「さん付け」は不要です。ご主人様」


「では、改めてエレオノーラ。 貴方は、フェリシア=エステルグリーンを知っていますか。」


「フェリシアは学園に頃に可愛がっていた後輩です。私の母上がフェリシアの母上のアンナリーナ様と従姉妹同士ですのでお茶会を何度もご一緒させて頂きましたね。賢くて可愛い娘。私の妹みたいに思っています。」


 少し繋がったな。アンナリーナ様が性奴隷に拘ったのは、エレオノーラ達を自分に保護させるためか。


「では、一応伝えて起きます。現在、僕には第一夫人(予定)と第二夫人と、第三夫人(仮)と自称第四夫人がいます。それから、貴方方性奴隷が11名。あと、多分、自称メイド指導係が1名同居することになります。」


「夫人が4人に、性奴隷11人ですか、性豪というか、明らかに変態ですね。」


「傍目にはその通りですね。否定は出来ません。」


「で、その第一夫人(予定)がフェリシアです。」


「え、フェリシアですか。 あ、フェリシア・・様に婚約者がいたなんて聞いてませんよ。」


「決まったのは一昨日ですから、誰も知りませんよ。」


「では、ご主人様が口説いたのですか。それから、エステルグリーン伯爵家では「婚約候補者が伯爵に手合わせして勝たないといけない。」と聞いてましたが、伯爵との手合わせは?」


「僕は、フェリシアが盗賊に襲われている所を助けただけのただの平民に過ぎませんから、僕から貴族令嬢を口説くなんてことはありませんよ。恐れ多い。

 それから、閣下は「僕がわざと負けるだろうから」と言って、手合わせをしてくれません。」 (自分からミミリィに交換契約を持ちかけたことは・・・ 記憶にございません)


「あ、それに伯爵は病床に伏せっていると聞いてましたが。」


「あれはもう治りました。今は元気に王宮に出仕していますよ。」


「どうやって。原因不明の衰弱ときいてましたが」


「貴方の知らない上位スキルであっさり。 詳細は企業秘密と言うことで。」


「嘘はバレますよ。   でも、嘘じゃ無いのですね。」虚実発動中なのね。


「本当ですよ。ちょっと呪詛が使えるので、解呪して、毒素は解毒したら元に戻りました。」


「本当に嘘はないのですね。 フェリシアあっ、フェリシア様が選ぶだけあって、超優良物件ですね。流石フェリシア・・様。」

 ちょっと、エレオノーラの目が輝いた気がした。


「ご主人様、フェリシア・・様とは、どの様なところまで進んでいらっしゃるのですか。」


「進んでいるって、何のこと? 性的なことかな。なんか、失礼なこと聞かれている気がするけど。主人の睦ごとなんて、そんなの性奴隷に答えなきゃいけないことかな。」


「いえ、性奴隷としてではなく、フェリシア・・様が敬愛する先輩からの要望です。」


「それでも、僕が答える必要は感じないけどね。 まあ、変な憶測されるよりいいか。フェリシアとは一晩添い寝しただけだよ。卒業までは手を出さない事になっているし、それまでにフェリシアがもっといい人を見つければ婚約解消の予定だから。一線は越えません。エッヘン。」


「分かりました、では私エレオノーラが、今晩ご主人様のお相手をさせて頂きます。今日も食欲があるとおっしゃいましたので、代々公爵家に伝わる閨房術の限りを尽くし、お世話させて頂きます。初めてなので至らぬ点がありましてもご寛恕くださいませ。」


「あくまでも添い寝ね。でも、今日は第三夫人(仮)の予定なんだ。」


「いえ、絶対駄目です。よろしくお願いします。」


「おかしいな、性奴隷は主人に絶対服従の筈なんだけど。拒否られてる。」


「いえ、ご主人様にはメリットしかないことの意見具申ですから、奴隷紋には制限されないので問題はありません。」


「はいはい、でも今日は第三夫人(仮)の日だから駄目だよ。それから、そんなことは奴隷が奥方に聞くことではないからね。やめておいてね。」


「奥様に相談はさせていただきます。」


「ま、いいけど・・・言いくるめたりしないんでね。そうだ、エレオノーラ。料理は出来るの?。」


「簡単なものでしたら出来ますが。貴族の娘は自分で料理をすることはないので、平民の娘に比べられると何も出来ないに等しいかもしれません。」


 他の娘達も一緒か。やっぱりエイラさんを頼まなきゃ、僕はただの料理番のままなのか。まあ、それはそれとして考えよう。


「じゃ、第三夫人(仮)が帰ってくる前に昼食の用意をしましょうかね。」



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